「年始の挨拶は何を言えばいいんだぁー!」
と頭を抱えているあなた。
会社の朝礼で、年始の挨拶をすることは多いですよね。
そこで、年始の挨拶のポイントをご紹介します。
その前に……
明けましておめでとうございます。
年末は休めなかったので、元旦くらいは休もうと初詣に行って来ました。
今年のおみくじは「末吉」。
でも大吉より、意外と書いてある内容は良かったですよ。
自分の求めている答えが、そこにあったので満足です。
では年始の挨拶について書いていきますね。
年始の挨拶を会社の朝礼で言う時の心得
年始の挨拶を会社の朝礼で言う時の心得を見てみましょう。
一年の始まりにふさわしい、しっかりとした年始の挨拶ができるように、連休中に練習しておくと良いですね。
年始の挨拶は明るく元気にしよう
仕事初めにする年始の挨拶は、一年の初めの大事な行事です。
そこを正月ボケが抜けていないような、フニャフニャした感じの挨拶では、これからの一年が台無しになってしまいます。
年始はおめでたい時期ですから、まずは明るく元気に挨拶をすることが大切です。
口の体操と発声練習を軽くやっておく
会社の規模にもよりますが、部屋が広いと、後ろまで声が届かない場合があります。
せっかくの年始の挨拶が「良く聞き取れなかった」と言われないために、「口の体操」と「発声練習」を軽くやっておくと良いでしょう。
家を出る前に、「あいうえお」を口を大きく開けて言います。
口が柔らかくなっていないと、滑舌が悪くなりがちだからです。
そして朝は声が出にくいですから、ある程度声を出しておきましょう。
朝礼前にもう一度、口の体操をしておくと良いですよ。
ふざけずに礼儀正しくキビキビと
緊張しすぎると笑ってしまう人がたまにいますが、周りからはふざけているように見えてしまいます。
また、明るい印象は大切ですが、ヘラヘラと笑ってしまうのは、印象が良くありませんよね。
上司から「ふざけてるのか!」と思われないように、礼儀正しくキビキビと済ませるようにしましょう。
年始の挨拶では3つのポイントを押さえよう
年始の挨拶をするなら、3つのポイントを押さえると話しやすいです。
会社の朝礼は時間が限られていますから、その中でシンプルかつ意気込みを表現することが必要です。
①新年の挨拶をする
年始の挨拶ですから、まずは「明けましておめでとうございます」から始めましょう。
スマートに見えるポイントは、言いながらお辞儀をしないことです。
お辞儀をしてから言うか、言ってからお辞儀をしましょう。
これだけでも、しっかりとした社会人のマナーをわきまえている印象を与えることができます。
ここで、昨年の反省点を言うのも良いでしょう。
②新年の抱負を掲げる
上司からの印象を良くするためには、新年の抱負を話の中に入れると良いでしょう。
お正月休みの間に、考えておくと良いですね。
また、ダラダラと話が長引く前に、まずは結論から言うこともポイントの1つです。
年始の挨拶では、新年の抱負がメインテーマになります。
その一番言いたいことを最初に言うと、話がわかりやすくなるでしょう。
③誠実に教えを乞う態度を示す
最後は、誠実に教えを乞う態度を示すことです。
簡単に言うと「今年もご指導をよろしくお願いします」ということですね。
この言葉を言うだけで、上司からの印象も良くなるはずですよ。
誠実な態度で言うことが大切です。
年始の挨拶はシンプルにわかりやすく
年始の挨拶の一番のポイントは、シンプルにわかりやすく言うことです。
グダグダと話を長引かせるのは、スマートではありませんね。
それに聞いている人も飽きてしまいます。
しっかりとあなたの挨拶が印象に残るように、シンプルでわかりやすい言葉で伝えましょう。
時間としては、長くても3分で終わるように構成します。
3分なんて、あっという間だと思うでしょうが、話してみると意外と長いです。
とはいえ、完結に話さなければ、軽く超えてしまうくらいの長さだと言えば、何となくイメージできるでしょうか?
聞いている方も飽きずに聞ける、ちょうど良い長さです。
ストップウォッチで計って、練習してみると良いですよ。
年始の挨拶【例文】
明けましておめでとうございます。
昨年は先輩方にご指導頂きまして、大変感謝しております。
昨年の反省点は、(ここに反省点を入れてください)でした。
それを踏まえて、新年の抱負は(ここに新年の抱負を入れてください)にしました。
(ここで、それを新年の抱負にした理由を述べましょう)
まだ未熟な部分もありますが、精一杯頑張っていきたいと思っております。
今年も一年、ご指導のほど宜しくお願いいたします。
年始の挨拶が一年の仕事を決める
人前で話すことが苦手な人も多いと思いますが、年始の挨拶はとても大事です。ワタシは以前の仕事で、朝礼の3分間スピーチというのがありました。3分間ピッタリになるように、起承転結を意識した構成を考えるのが課題だったのです。初めの頃は嫌で仕方なかったのですが、段々慣れてきました。大事なのは、冒頭で聞いている人の心を掴むような話題を提供することが必要です。
だからネタ探しが大変でしたが、年始の挨拶の場合は、テーマが決まっているので考える必要はありません。もちろん年始の挨拶が仕事のすべてではありませんが、年始の挨拶が一年の仕事を決めると言っても良いでしょう。会社で仕事をする上で、コミュニケーションスキルは必要不可欠ですから、それを磨くためにも年始の挨拶で印象を良くしておきましょう。