ウォーキングダイエットをしているのに、なかなか痩せないと思っているあなた。
それはもしかしたら、やり方が間違っているのかもしれません。
ウォーキングダイエットの効果が出るまでの期間と正しいやり方をご紹介します。
ワタシも昔は歩いても歩いても効果が出ずに、「ウォーキングダイエットなんて痩せない!」と思っていました。
でもやり方が間違っていたのだと知ったのです。
冬は寒くて代謝も低下するため、ウォーキングダイエットを始めるには最適な時期です。
年末年始など、いつもより時間に余裕のある今こそウォーキングダイエットで代謝をアップさせましょう。
目次
ウォーキングダイエットで痩せない理由
ウォーキングダイエットで痩せない理由は何だと思いますか?
まず「ウォーキングダイエット」と聞いて、あなたは何を連想するでしょう。
ワタシなら「あまりキツくなさそう」とか「私でも続けられそう」というイメージです。
そうです。
かつてのワタシも、そのような感覚でウォーキングダイエットを始め、そして痩せないから挫折しました。
そして最近またウォーキングダイエットを始めて感じたことは、「あの頃のやり方じゃ、痩せるわけないな」という感想です。
では何がいけなかったのでしょうか。
遊歩道など楽な道ばかり歩いていた
ワタシはもともと散歩が好きなので、本当の散歩感覚で遊歩道などの気持ちの良い道をウォーキングしていました。
もちろん気持ちの良い道を歩くのは良いのですが、それだけではウォーキングダイエットの効果が出ることはありません。
もちろん少し早歩きくらいは意識していましたが、それでも期待していた効果を得ることはできませんでした。
その理由は「いつもと同じ歩き方」だったからです。
ウォーキングの時間が短かった
ワタシがウォーキングダイエットに失敗したのは、もう15年くらいも前ですが、当時から「運動後15分から脂肪が燃焼し始める」と言われていました。
だから最低でも15分以上はウォーキングをしようと、30分程度の時間をかけてウォーキングしていたのです。
それでもウォーキングダイエットの効果が出ることはありませんでした。
今ダイエットをしている人も、30分くらいを目安にウォーキングしている人が多いのではないでしょうか。
でも残念ながら、それでは時間が短すぎるのです。
ウォーキング以外のことを何もしていなかった
ワタシがウォーキングダイエットをしていた頃は、ウォーキング以外のことを何もしていませんでした。
食事量を多少は減らしていましたが、友人と飲みに行くことも多かったですし、食事も2食は確実に食べていました。
ウォーキング以外の運動もしていなかったですし、歩いていたのは夕方から夜にかけてです。
休日は朝から歩いていましたが、いつもの夕方には歩きません。
このウォーキングダイエットで痩せない理由は、いくつか思い当たります。
でも一番の理由は、「他の運動と併用しなかったこと」です。
ウォーキングダイエットの効果が出るまでの期間
ウォーキングダイエットの効果が出るまでの期間は、割と長いというのは認識している人も多いでしょう。
でも正しいウォーキングダイエットのやり方を実行していれば、思っているよりも効果が出るのは早いです。
長い間、運動をしていなかった人でも、3週間くらいから何かが変わり始めたという実感があり、一ヶ月くらいから代謝がアップしたことが確実にわかってくることでしょう。
つまりウォーキングダイエットの効果が出るまでの期間は「一ヶ月」です。
でも正しくは「効果が出はじめる時期」であって、一ヶ月すれば痩せるというのではありません。
ウォーキングダイエットの正しいやり方
では、正しいウォーキングダイエットのやり方をご紹介しましょう。
痩せないウォーキングの失敗を活かして、効果の出る方法を見つけました。
①ウォーキングダイエットは最低1時間を目安にする
ウォーキングダイエットの正しいやり方は、最低1時間を目安にすることです。
脂肪燃焼は15分から始まると言われていますが、それはやり方や体質によって大きく変わります。
だからあまり参考にはなりません。
本当にウォーキングダイエットを成功させたいのなら、正しいやり方を知ることから始めましょう。
そして「ウォーキングダイエットはそれ程楽ではない」と認識することです。
でもツラいばかりでは、ダイエットは成功しません。
ツラいけど、楽しみながらウォーキングをすることです。
そのためには「歩く道を選ぶ」ことや「体重重視のダイエットをやめる」ことです。
ウォーキングダイエットは、これからのあなたの人生を変えるほど楽しいものだと実感して続けてください。
②ウォーキングダイエットは無酸素運動と有酸素運動の併用
正しいウォーキングダイエットのやり方は、無酸素運動と有酸素運動を併用することです。
ウォーキングは有酸素運動ということは、多くの人が知っているでしょう。
でも有酸素運動だけでは痩せないのです。
これはウォーキングに限らず、他の有酸素運動も同じです。
水泳、軽いジョギング、自転車なども、それだけでは痩せられません。
では無酸素運動とは何か。
わかりやすい例で言うと、短距離走や筋トレなどです。
でも今回は、あくまでもウォーキングのみで、無酸素運動を取り入れていきますのでご安心を。
ではウォーキングでの無酸素運動とは何か。
それは、「急な坂道」と「階段」です。
ウォーキングダイエットを1時間やる間に、坂道や階段のコースを取り入れるのです。
これで自然に無酸素運動を行うことができるでしょう。
→5分の有酸素運動→5分の無酸素運動(20分経過)
→10分の有酸素運動→5分の無酸素運動(35分経過)
→10分の有酸素運動→5分の無酸素運動(50分経過)
→10分の有酸素運動→終了(1時間)
必ずしもこれと同じ必要はありませんが、1時間の中で最低でも5分の無酸素運動を3回は取り入れてください。
そうしないと、ウォーキングダイエットで痩せることはできません。
③ウォーキングダイエット初心者は一日置きからスタート
ワタシがおすすめするウォーキングダイエットは、今まで運動をしてこなかった人には、かなりキツイです。
だから初心者は一日置きに行いましょう。
一日のインターバルを置くことで、体の修復ができます。
筋肉痛や疲労を取り除くことができるのです。
筋肉痛や疲労が残ったままでは、ウォーキングダイエットの効果が半減してしまいます。
とは言っても、一日以上インターバルを置いてしまうと、今度はせっかく動き始めた代謝がストップして、元に戻ってしまいます。
ですからウォーキング後には、筋肉をほぐすマッサージとストレッチを行いましょう。
そしてお風呂で体を温めて、疲労をとり、体調を崩さないようにすることです。
④食事制限ではなく食べる物を変える
ウォーキングダイエットで痩せたいなら、食べる物を変えることです。
でも厳しい食事制限ではありません。
むしろ厳しい食事制限はしないでください。
もちろん今まで食べ過ぎていた人は、多少食事量を減らすことは必要です。
適切な量にするようにしましょう。
そしてジャンクフードをやめます。
お菓子や即席ラーメンなどですね。
ファーストフードもそうですが、2週間に1回くらいならギリギリ許容範囲です。
脂っこい食事もなるべく控えるべきですが、禁止ではありません。
肉は絶対に食べるようにしましょう。
主食は白米から玄米に切り替えます。
これは絶対に行ってください。
もし玄米が嫌いなら、雑穀米にしましょう。玄米よりも食べやすいです。
玄米は硬いので、良く噛むことを忘れずに。胃腸を壊します。
野菜は積極的に食べるのは、言うまでもありませんね。
玄米にも便秘解消効果もありますが、おかずには発酵食品を1品は摂り入れてください。
これでダイエット特有の便秘になることはないはずです。
⑤体重を気にせず体型を気にする
ウォーキングダイエットを始める人は、もちろん痩せたいからですよね。
でも体重重視のダイエットは、そろそろやめましょう。
はっきり言ってウォーキングダイエットは、体重はそれほど落ちません。
でも長期的に見ると、体重も確実に落ちますよ。
それよりも嬉しい効果は、体型が劇的に変わることです。
筋肉量が増え、脂肪の量は減り、代謝がアップして、血行が促進され、冷え性も改善し、生活習慣病の予防にもなります。
つまり健康と美容の両方が手に入るのです。
だからリバウンド確実な短期ダイエットをやめて、長期的なダイエットに切り替えましょう。
きっと人生が変わりますよ。
ウォーキングダイエットはライフスタイルにする
ウォーキングダイエットの効果が出るまでの期間は、約一ヶ月です。でもそこで終わりにすると、また太り始めます。だからウォーキングダイエットをライフスタイルにすることをおすすめします。ダイエットは健康管理の一環です。年齢を重ねるごとに増える病気の予防にもなります。
それに仕事の前にウォーキングすることで、一日を活き活きと過ごすことができます。程よい疲れで多少は眠くなることがありますが、体は元気に満ちあふれます。これからの人生を健やかに過ごすためにも、ウォーキングダイエットをライフスタイルにすることをおすすめします。