美容

メイクの上から保湿する方法!持ち運びに便利なミスト・スティックなどの人気アイテムと使い方を紹介

f:id:m-danjyo:20190603125124j:plain

空気が乾燥する冬はもちろん、季節の変わり目やエアコンにさらされる夏場でも肌は乾燥しやすい環境にあります。保湿はスキンケアの基本なので、メイク中もしっかり保湿したいですよね。

しかし、「保湿したらメイクが崩れた」という経験がある人も多いはず。メイクの上から保湿するには、ちょっとしたコツがあります。

そこで今回は、メイクの上から保湿する方法やおすすめ人気アイテムをご紹介

カサカサ肌をレスキューしてくれる保湿アイテムを上手に使えば、ランチタイムのメイク直しでしっとりツヤツヤな肌に大変身できますよ!

目次

外出先で乾燥が気になったらメイクの上から保湿しよう!

外出先で鏡を見たら、「肌が乾燥してカサカサになっていた!」なんて経験はありませんか?

せっかくキレイにメイクしても、肌が乾燥していたら台無しですよね。いつでもキレイな肌状態をキープするには、メイクの上から保湿することがおすすめです。

秋冬の季節には外出先での保湿がベター

秋冬は空気が乾燥しているので、お肌も乾燥しやすい状態に。外出先で乾燥が気になったら、小まめに保湿するのがおすすめです。夏場にエアコンの効いた室内にいるときも肌は乾燥しやすいですが、秋冬はさらに乾燥しやすいので気をつけましょう。

乾燥が気になる40代・50代は保湿アイテムを常備

20代・30代の頃はそれほど気にならなかった人も、40代・50代になると肌の乾燥が気になりますよね。カサカサの状態ではファンデーションが浮いてきて、ぼやけた印象になってしまうことも。

乾燥がとくに気になる40代・50代は、外出先でも保湿ケアが必須です。自分に合った保湿アイテムを常備して、うるおいに満ちた肌をキープしましょう。

乾燥を放置すると皮脂分泌が過剰になるので注意

肌が乾燥した状態のまま放置すると、足りない水分を補うために皮脂分泌が過剰になります。皮脂分泌が増えると、顔がテカテカして化粧崩れの原因に。さらに、乾燥によって肌のバリア機能が低下すると、水分がどんどん逃げてしまいます。

その結果、肌内部は乾燥しているのに、肌表面はテカリが発生して「インナードライ」の状態に。日頃のスキンケアを徹底するとともに、外出先でもこまめに保湿ケアをするようにしましょう。

メイクの上から保湿できるアイテムの種類と選び方

メイクの上から保湿できるアイテムは、主に5種類あります。どんな保湿ケアにはどのアイテムがおすすめなのか、タイプ別に保湿アイテムの選び方を見ていきましょう。

持ち運びに便利なミストタイプ

顔全体にシュっと吹きかけるだけで手軽に保湿できるアイテムが「ミストタイプの化粧水」です。サイズ感によっては持ち運びにも便利なので、外出先でも手軽に保湿ケアができるでしょう。

顔全体を保湿できるので、すばやく広範囲にうるおい補給をしたい人におすすめ。ミスト状で出てくる化粧水は、プラスチック容器のミストタイプと、缶に入ったスプレータイプがあります。

目元などの部分的な保湿にはスティックタイプ

液体がバッグのなかで漏れる心配もないため、スティックタイプも持ち運びに便利な保湿アイテムです。リップクリームのような形状で繰り出し式なので、目元などを部分的にピンポイントで保湿したい人におすすめ

美容オイルが配合されているタイプや、美容液成分をスティック状にしたタイプなど、さまざまなアイテムがあります。スティックタイプはべたつき感が少ないアイテムが多いため、化粧崩れしにくいのも嬉しいポイントです。

化粧直しにも使える乳液タイプ

乳液タイプは化粧直しにも使えるので、ランチタイムにがっつりメイク直しをしたい人におすすめの保湿アイテムです。乳液には水分と油分がバランスよく含まれているため、保湿効果が高いのはもちろん、メイク落としにも使えます

皮脂が多く、化粧が崩れやすい場所に軽くなじませると余分なメイクが浮き上がり、キレイにメイク直しができますよ。

しっかり保湿するならクリームタイプ

クリームタイプは、メイクの上からでもしっかり保湿したい人におすすめのアイテム。クリームタイプはうるおいを閉じ込めてキープしてくれる効果が高いため、ひどい乾燥肌でお悩みの方や、季節的に乾燥しやすい時期などにおすすめです。

ただし、もともとべたつきが気になる脂性肌の人や、皮脂分泌が多くてニキビができやすい人などには、あまり向いていない場合も。肌質に合っている方は、ぜひクリームタイプでしっかり保湿しましょう。

べたつきが気になるならジェルタイプ

クリームタイプや乳液タイプに比べて油分が少ないジェルタイプは、肌のべたつきが気になる人におすすめの保湿アイテム。水分が多く含まれているので、乾燥がそこまでひどくない方は使いやすいでしょう。

ミストタイプよりは保湿力が高いので、「しっかり保湿したいけど、べたつきはイヤ!」という方におすすめです。

メイクの上から保湿できる人気アイテム【ドラッグストアでも買えるプチプラ中心】

メイクの上から保湿できる人気アイテムをご紹介します。ドラッグストアでも買えるプチプラアイテムを中心にご紹介しますので、ぜひ参考にして保湿ケアに取り入れてみてくださいね。

メイクの上から保湿できるおすすめミスト化粧水

メイクの上から保湿できるおすすめミスト化粧水は、手軽に使えることからドラッグストアでも数多く販売されています。

アベンヌ(Avene)ウオーター」は昔からある定番アイテムなので、見かけることも多いのではないでしょうか? 敏感肌でも使いやすい化粧水なので、家族みんなで使いやすいにも嬉しいポイント。

もっとしっかり保湿したい方には、以下の「つや玉ミスト」がおすすめです。

エリクシール(ELIXIR)の「つや玉ミスト」は、きめ細かい霧状のミストが肌にうるおいを与えてくれるミスト化粧水。累計出荷個数250万個を突破した大人気アイテムです(資生堂調べ:2019年11月~2023年1月までの実績)。

使い方は、よく振ってからキャップを取り、目と口を閉じたら顔から15センチくらい離して2~3回プッシュします。コンパクトサイズなので、持ち運びに便利なのもおすすめポイントです。

メイクの上から保湿できるおすすめスティック美容液

メイクの上から保湿できるおすすめスティック美容液は、何といっても持ち運びに便利なのが最大のメリット。いつでもどこでも使えるので、乾燥が気になる方はお守りとして持ち歩きたいですね。

IPSA(イプサ)の「ザ・タイムR デイエッセンススティックe」は、ひと塗りで乾燥した肌をなめらかに整えてくれるスティック美容液。みずみずしいテクスチャーなので伸びが良く、つっぱり感のある乾燥肌にうるおいを与えてくれます

肌がうるおいで満たされることでキメが整い、ファンデーションのノリも良くなりますよ。見た目もシンプルでスタイリッシュなので、化粧ポーチに入れてもおしゃれですよね。

メイクの上から保湿できるおすすめ乳液

メイクの上から保湿できるおすすめ乳液は、メイクオフと保湿を同時にできることがメリットです。

キュレルの「潤浸保湿 乳液」は、高保湿成分セラミドを配合した医薬部外品の乳液。乾燥性敏感肌のことを考えて作られたアイテムなので、乾燥が気になる方にも、肌荒れが気になる方にもおすすめの保湿アイテムです。

有効成分として消炎剤が配合されているので、肌荒れを防ぎながら角層までうるおいで満たしてくれます。肌なじみが良いので、しっとりするのにべたつきにくいのも嬉しいポイント。メイク前の保湿にも、メイク時の保湿にも両方使えるでしょう。

メイクの上から保湿できるおすすめ保湿クリーム

メイクの上から保湿できるおすすめクリームは、乾燥が気になる肌をしっかり保湿できるアイテム。メイクがよれないように注意しながら塗りましょう。

WHOMEE(フーミー)の「モイストエイジングケアクリーム」は、30種類以上の保湿成分を配合した保湿クリーム。加えて、大人の肌悩みをケアしてくれるプラセンタエキスやビタミンE、フラーレンなどを贅沢に配合しています。

乾燥によってくすんでみえる肌にうるおいを与え、明るくイキイキとした印象の肌へと導いてくれるでしょう。

メイクの上から保湿できるおすすめジェル

メイクの上から保湿できるおすすめジェルは、しっかり保湿ケアをしたいけど、べたつきが気になる方におすすめのアイテム。

カルテHDの「バランスケア ゲル」は、医薬部外品のオールインワンゲル。1つで化粧水・美容液・乳液・クリームの4役をこなしてくれるので、乾燥した肌をみずみずしく保湿したい方におすすめです。

有効成分のヘパリン類似物質HD配合なので、肌のうるおいを高めながら肌荒れを防いでくれます。無香料・無着色・アルコールフリーの低刺激処方で、ノンコメドジェニックテスト済み※、アレルギーテスト済み※なのも嬉しいポイントです。

すべての方に皮ふ刺激やアレルギーが起きない、刺激感がないというわけではありません。

メイクの上から保湿する方法!アイテム別の使い方のコツをチェック

メイクの上から保湿すると化粧が崩れてしまうことがあるため、コツが必要です。しっかり保湿しながらも、化粧崩れを防ぐポイントをご紹介します。アイテムごとにやり方が異なるため、タイプ別に見ていきましょう。

ミストタイプは離して均一に吹きかける

ミストタイプの化粧水は、メイクの上からでも手軽に使える保湿アイテム。ただし、使い方を間違えるとメイクがよれてしまうので注意が必要です。顔に近づけすぎるとビチャビチャに濡れて、メイクが流れてしまいます。

ミストタイプの使い方のポイントは、顔から離して均一に吹きかけること

それでもうまく吹きかけられない場合は、天井に向かってミストを吹きかけ、ミストのシャワーを下で浴びるようにすると良いでしょう。

数秒間待ってから指先で軽く押さえる

ミスト化粧水が顔についたら、数秒間そのまま待ちます。すぐに手で押さえたくなりますが、化粧崩れの原因になるので気をつけましょう。

ミスト化粧水が肌に定着したら、手のひらではなく、指先で軽く押さえます。肌に対して垂直にポンポンと軽くたたくことで、メイクのよれを最小限に食い止められるでしょう。

スティックタイプは最初に皮脂を取り除く

スティックタイプの保湿アイテムは、ピンポイントで保湿ケアができるのが特徴です。乾燥が気になる部分に直接塗れるので、しっかりと保湿したいときにおすすめ。

コンパクトで液だれの心配もないため、持ち運びにも便利。メイクの上から手軽に保湿できるアイテムとして人気があります。ただし、化粧崩れを防ぐには、使う前にちょっとした準備が必要です。

保湿スティックを使う前に、顔に付着している余分な皮脂をティッシュオフするのがポイント。最初に皮脂を取り除くことで、保湿成分が浸透しやすくなります。

また、皮脂が残っているとメイクがよれる原因になりますが、皮脂を取り除くことでメイク直しもキレイにできて、化粧崩れを防ぐことができます。

あぶらとり紙を使っても問題ありませんが、皮脂を取りすぎて肌が乾燥しやすくなるため、ティッシュを使うのがおすすめです。

指の腹で軽くたたき、なじませる

保湿スティックは、一方向にサっと滑らせて使います。そのあと、指の腹で軽くポンポンとたたいてなじませましょう。細かい部分にも使いやすい保湿アイテムなので、乾燥しやすい目元や口元の保湿ケアに向いています

化粧崩れを防ぐためにも、肌に押しつけたり、何度も往復したりしないように注意してください。化粧崩れが心配なら、保湿スティックを指先につけてから、肌につけてもOKです。

乳液タイプは化粧直しとセットで行うのがおすすめ

乳液タイプの保湿アイテムは、化粧直しとセットで行うのがおすすめです。乳液を使うと適度にメイクオフできるため、がっつり化粧直しをしたい方におすすめのアイテム。

乳液は化粧水に比べて油分が多めなので、メイクオフしないで保湿すると、逆に化粧が崩れやすくなるので注意しましょう。

化粧崩れが気になる部分に乳液タイプをなじませたら、ティッシュで軽く拭き取ります。乳液の量が多すぎたり、ゴシゴシこすったりすると、メイクが落ちすぎてしまうので要注意。適量の乳液を手に取り、軽く肌になじませましょう。

メイクオフしたら、もう一度乳液をつけて保湿します。指先で軽くたたいてなじませたら、顔全体を軽く押さえてティッシュオフ。余計な油分を取り除き、新たな化粧崩れを防ぎます。

仕上げにフェイスパウダーを軽くのせる

メイクオフした部分にはファンデーションを塗り直してもOKですが、フェイスパウダーを軽くのせるだけでもOKです。もともとメイクしている部分との差ができないように、やりやすいほうで調整してください。

ファンデーションを重ね塗りすると化粧崩れの原因になったり、厚塗り感が出てしまったりするため、よりナチュラルに仕上がる方法を選びましょう。

クリームタイプ・ジェルタイプは少量ずつ塗る

クリームタイプとジェルタイプの保湿アイテムは、少量ずつ塗るのがポイントです。クリームタイプは油分が多いので、塗りすぎるとメイクがよれる原因になります。ジェルタイプは水分が多いので、メイクが流れてしまう原因に。

乾燥が気になる部分に少量ずつ塗り、様子を見ながら付け足していきましょう。指先でポンポンとなじませていくのがコツ。指でこするとメイクがよれてしまうので気をつけてください。

つけすぎたらこすらずにティッシュオフ

油分の多いクリームタイプや、水分の多いジェルタイプの保湿アイテムをつけすぎてしまったら、こすって伸ばそうとしてはいけません。

無理に伸ばそうとするとメイクがよれてしまうので、潔くティッシュオフしましょう。失敗を防ぐためにも、少量ずつ塗ることが重要です。

メイクの上から保湿しても化粧崩れしないコツ

では最後に、メイクの上から保湿する際の注意点をご紹介します。

保湿アイテムをつけすぎない

使い方のコツでもご紹介しましたが、メイクの上から保湿する際は、保湿アイテムをつけすぎないように注意しましょう。つけすぎるとメイクがよれたり、化粧崩れの原因になったりするため気をつけてください。

どんなタイプの保湿アイテムでも、少量ずつ塗ることがポイントです。

化粧水だけでは皮脂分泌が増える場合もあるので注意

保湿ケアにおいて、ある程度は油分の多いアイテムを使わなければ保湿効果を高められません。ミスト化粧水のように水分の多いアイテムだけでは、かえって肌の水分が蒸発しやすくなり、乾燥を招いてしまうことも。

外出先での保湿ケアであっても、可能な限り油分の多いアイテムで蓋をしましょう。ただし、乾燥がひどい方やインナードライ肌の方は、いきなり油分の多いアイテムを塗っても肌に浸透しにくい場合があります。

まずは化粧水をつけてから乳液やクリームを塗るなどして、丁寧に保湿することが大切です。

メイク前の保湿ケアを丁寧に行う

メイク時に肌の乾燥を感じる方は、そもそもメイク前の保湿ケアを丁寧に行うことが大事。うるおいのある肌を目指すには、日頃から保湿ケアを徹底しておきましょう。

肌が乾燥した状態でメイクをすると、ファンデーションのノリが悪くなるのはもちろん、皮脂分泌が増えて化粧が崩れやすくなります。肌は乾燥すると、水分不足を補うために皮脂分泌を過剰にするため、メイク中に顔がテカテカの方は乾燥のサインかもしれません。

まずは土台となる素肌の保湿ケアをしっかりと行い、そのサポートとしてメイクの上から保湿ケアをしましょう。

メイクの上から上手に保湿して、いつでもキレイな肌をキープ!

メイクの上から保湿する方法と、おすすめ保湿アイテムをご紹介しました。メイク中に肌の乾燥が気になったら、外出先でもできる保湿ケアを行いつつ、メイク前の保湿ケアもより一層しっかり行いましょう。

自分に合った保湿アイテムを選び、ランチタイムにサクっとメイク直しをしてもOK。うるおいに満ちた素肌なら、そもそも化粧はそれほど崩れません。日頃からスキンケアをしっかり行い、外出先では応急処置的に保湿ケアを追加してみましょう。