唇のくすみケアで血色感のある艶々リップになる!
お肌のくすみは気になるけど、唇のくすみのことを忘れていませんか?
いつもと同じ色のリップを使っているのに、何となく発色が悪くなってきたと感じたら、それは唇がくすんでいるのかもしれません。
そこで今回は、唇のくすみの原因と対処法についてご紹介します。
「唇のくすみケア」と「艶めくリップメイク」で血色感のある艶々リップを手に入れましょう!
唇のくすみの原因とは?
唇のくすみは、基本的にはお肌と同じ原因です。でも唇には、肌とは違う特徴があります。では、唇のくすみの原因を見ていきましょう。
冷えなどによる「唇の血行不良」
唇がくすみがちになるのは、冷えなどによる唇の血行不良が原因です。唇が紫っぽくなっていたら、血行が悪くなっている証拠。
唇の皮膚はとても薄いので、血色の悪さがそのまま出てしまうのです。
また、血色の悪さは冷え以外にも原因があり、喫煙による酸素不足が考えられます。酸欠状態になると血流が悪くなり、唇がくすむ原因になります。
皮脂腺がないことによる「唇の乾燥」
唇には、肌のような皮脂腺がありません。皮脂腺がないということは、うるおいを保つことができないということです。
そのため唇は、とても乾燥しやすい場所。乾燥するとバリア機能がなくなり、ちょっとした刺激でカサカサに乾燥してしまうのです。
乾燥するとターンオーバーが乱れてしまうので、古い角質が残り、それがくすみの原因になることもあります。
とくに、唇を舐めるクセがある人は、唇が乾燥しやすくなるので気をつけましょう。
紫外線による「唇へのダメージ」
お肌の紫外線対策は万全にしていても、唇までしっかりと紫外線対策ができている人は少ないのではないでしょうか?
唇はメラニンがつくられにくい場所。とはいえ、紫外線のダメージは肌と同じように受けています。
唇の皮膚は薄いので、紫外線によるダメージに弱い場所なんです。紫外線を受けるとメラニン色素がつくられ、唇のくすみの原因になります。
口紅を落としきれていない「色素沈着」
口紅には「タール色素」が含まれているものが多く、唇にその色素が沈着してくすんでしまうことがあります。
もともと口紅は落ちにくいため、ポイントリムーバーなどを使ってしっかり落とさないと、色素沈着しやすくなるので気をつけましょう。
また、タールといえばタバコに含まれている成分です。そのためタバコを吸っている人は、唇が黒っぽくくすみやすいと言えます。
ゴシゴシこすりすぎる「唇への摩擦」
「口紅をしっかり落とさないと唇がくすんじゃう!」と思っても、ゴシゴシこするのはNG。色素沈着を防ぐつもりの行動も、唇のくすみの原因になってしまうのです。
唇をこすって摩擦を与えると、その刺激によってメラニン色素が発生しやすくなり、唇をくすませてしまうのです。
また、唇をこするだけでも色素沈着の原因になることも。そのため、食事のときにナプキンやティッシュで唇をこするように拭くのも気をつけましょう。軽く押さえるくらいにするのがベストです。
唇のくすみの対処法!血色が良くなる「くすみケア」
唇のくすみの対処法は、くすみの原因である「乾燥」や「紫外線」への対策が必要になります。それに加えて、血色が良くなる「唇のくすみケア」についてご紹介します。
まずは「唇の保湿ケア」をする
唇のくすみケアで最初に取り組みたいのが、「唇の保湿ケア」です。肌の保湿と同じように、唇のケアには保湿がもっとも重要です。唇が乾燥していては、くすみを改善できません。
メイクをしていない日でも、唇の保湿ケアだけはしておきましょう。いちばん簡単なのが、保湿効果の高いリップをつけること。
朝や寝る前などにしっかり塗って、唇を乾燥から守りましょう。
ちなみに、薬用リップなどを頻繁に塗り直すのはNG。かえって唇が乾燥しやすくなります。乾燥した唇を放置するのもNGですが、リップクリームの塗り過ぎもNGなので気をつけてくださいね。
はちみつで「唇パック」
ぷるぷる唇になるには、スペシャルケアとして「唇パック」をするのがオススメ。とくに乾燥が気になるときなどに試してみてください。
唇パックは、「はちみつ」と「ワセリン」を1:1の割合で混ぜたものを唇にのせるだけ。その上からラップをかぶせて5分くらい置きましょう。
はちみつだけでもOKですが、美味しいからといって舐めないように気をつけて。
さらに保湿効果を高めたいなら、唇パックの前に蒸しタオルで1分くらい唇を温めておくと効果的です。
メラニンをつくらせない「唇の紫外線対策」
唇のくすみは紫外線によるダメージが大きいので、唇にも紫外線対策をすることが大事。UVカット効果のあるリップクリームを塗って、くすみの原因となるメラニンをつくらせないようにしましょう。
また、肌の日焼け止めと同じように、数時間おきに塗り直すことも大切ですよ。紫外線の影響は、毎日少しずつ蓄積されていきます。
そのため、短い時間でも紫外線に当たるときはリップクリームを塗っておきましょう。
「リップスクラブ」でターンオーバーを活発にする
唇のくすみは、色素沈着やメラニン、古い角質などがたまることが原因です。そのため、ターンオーバーを活発にするために、リップスクラブを使うのがオススメ。
スクラブといっても、デリケートな唇のケアなので、唇専用のスクラブを使いましょう。
リップスクラブを使うことで古い角質がなくなり、ターンオーバーが活発になります。ターンオーバーが活発になれば、色素沈着やメラニンによるくすみも改善されていきますよ。
リップスクラブでケアすると、唇の表面がなめらかになって保湿ケアの効果もアップ。うるうる艶々リップを手に入れることができるでしょう。
「唇マッサージ」と「唇エクササイズ」で血行促進
唇のくすみケアには、血行を促進することが効果的です。血行を促進するためには、唇のマッサージやエクササイズがオススメ。
マッサージは直接唇に触れることで血行を促し、エクササイズは口まわりの筋肉を刺激することで血行を促します。
◆唇マッサージ
- ワセリンや植物性のオイルなどを唇に塗ります。(滑りを良くするため)
- 唇の中央から端に向かって、円を描くようにクルクルマッサージします。
- 上唇と下唇をそれぞれ行います。
- 指の腹で唇をポンポン叩くのも効果的です。
- 上下5回ずつやってみましょう。
力を入れないで、ごく弱い力でマッサージしてください。どうしても力が入ってしまう場合には、薬指でマッサージすると力が入りにくくなります。
◆唇エクササイズ
1つめの唇エクササイズは、息を吐きながら、唇をすぼめるだけ。これを10回くり返します。
2つめの唇エクササイズは、頬をふくらませるエクササイズです。これを1分くらい続けてみましょう。
- 口を閉じた状態で、頬に空気を入れてふくらませます。
- 口の中の空気を左右に移動しましょう。数回くり返します。
- 最後に両方の頬に空気を入れてふくらませます。
この唇エクササイズは、顔のたるみやほうれい線の予防にも効果的です。トイレやお風呂、休憩時間など、ちょっとしたスキマ時間にやってみてくださいね。
貧血予防や血色を良くする「鉄分・ビタミン」を摂る
唇のくすみは、血色の悪さが原因です。血色が悪くなる原因は、貧血や血行不良によるもの。唇の血色を良くするには、鉄分やビタミンを摂ることが効果的です。
鉄分は貧血予防に効果的ですし、ビタミン類はターンオーバーを活発にし、くすみを解消してくれます。
皮膚や粘膜を強くする「ビタミンA」や、メラニン色素を抑える「ビタミンC」、血行を促す「ビタミンE」などを積極的に摂りましょう。
これらの栄養が摂れるオススメ食材は、レバーや緑黄色野菜、ナッツ類やアボカドなどです。
タバコはくすみの元なので禁煙する
原因のところでもご紹介しましたが、タバコは唇のくすみの元になります。そのため、できれば禁煙することをオススメします。
唇のくすみだけでなく、喫煙はさまざまな肌トラブルの原因になります。もちろん、健康にも良くありませんね。
タバコを吸うとビタミンCが失われてしまうので、美肌やアンチエイジングに悪影響を及ぼします。
タバコは、女性の美しさのすべてを奪う元になるため、この機会に禁煙にチャレンジしてみることをオススメします。
血色感のある「艶めく唇」になるリップメイク
唇のくすみを解消するには、リップ選びも重要なポイントです。どんなリップを使うかによって、唇の色や見え方が変わってしまうからです。では、血色感のある艶めく唇になるためのリップメイクのコツをご紹介します。
オレンジ系のリップで唇のくすみ解消
唇のくすみを解消するには、オレンジ系のリップ一択! オレンジ系のリップなら、黒や茶にくすんだ色をうまく隠してくれます。
また、ピンクやベージュなどの薄めの色味にしたい場合には、リップ下地にオレンジ系を使うことで発色が良くなりますよ。
リップの前にコンシーラーでくすみを隠す
リップ下地以外にも、コンシーラーでくすみを隠す方法もあります。唇全体にコンシーラーを塗っておくと、唇が肌色になるのでリップの発色が良くなります。
また、唇の淵の部分はくすみやすいので、唇の淵にコンシーラーを塗っておくだけでも、唇全体のくすみが目立たなくなりますよ。
パール感のあるリップでくすみを飛ばす
唇のくすみが目立たなくなるリップメイクのコツは、パール感のあるリップでくすみを飛ばすことです。パール感のあるリップは艶のある仕上がりになるので、くすみが目立たなくなる効果があります。
マットなリップが好きな人もいるかもしれませんが、女性らしさを演出しやすいのはパール感のあるリップです。
グロスでテカらせるのは男性ウケが良くないので、パール感のある艶リップがオススメです。
縦ジワに沿って塗る・指でポンポンつける
唇のくすみを悪化させないためにも、リップメイクをするときには、唇に負担をかけないようにしましょう。口紅やリップは横に塗らず、唇の縦ジワに沿って塗ることが大切です。
また、唇にこすりつけるように塗るよりも、指でポンポン軽くたたくようにつけると良いでしょう。唇のマッサージ効果もあるので、リップメイクとくすみケアを同時にできますよ。
唇のくすみケアでうるうる艶々リップになる!
唇のくすみの原因と対処法についてご紹介しました。唇のくすみケアには、何といっても「保湿」が大事。まずは、唇の乾燥を防ぐことが、うるうるぷるぷるの唇になる第一歩です。それにプラスして、紫外線対策やリップスクラブなどでケアしていきましょう。男性は、女性の唇を見つめている時間が長いそうなので、うるうるの艶々リップを目指しましょう!