胸の形を整えて美しいバストラインをつくる!
形の整った美しいバストは、女性らしさの象徴ですよね。男性からの支持も高く、「バストの大きさよりも形のほうが重要!」という声も多いんです。
でも、自分の胸に自信を持っている女性は少なく、「バストが垂れている」「バストにハリがない」などの悩みを持っている人も多いことでしょう。
そこで今回は、胸の形をキレイに整える方法についてご紹介します。
なぜバストの形は崩れてしまうのか、その原因を突きとめ、効果的なバストアップ方法を実践していきましょう!
目次
美しいバストの条件とは?
胸の大きさや形は、人それぞれ好みがありますが、一般的に理想の形と言われているのが「お椀型」のバストです。では、美しいバストの条件とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?
鎖骨とバストトップが正三角形になっている
美しいバストの条件は、鎖骨の中央にあるくぼみと、左右のバストトップを結んだラインが「正三角形」になっていることです。
バストに垂れがなく、バストの左右差もないバストであれば、美しい正三角形をつくることができます。
バストトップが上向きになっている
美しいバストは、バストトップが上向きになっていることが条件です。肩から肘までの距離の半分より上にバストがあると、正しい位置にある証拠。
もしバストトップが下がっているなら、バストが垂れているサインです。
バストが垂れる原因にはいくつか理由があるので、その原因を突きとめて、美しいバストをつくっていきましょう。
バージスラインがくっきりしている
バージスラインとは、バストの下の輪郭のことです。このバージスラインがくっきりしていることが、美しいバストの条件になります。
バストと体の境界線がはっきりしていないのは、胸の脂肪が脇などに流れいることや、バストにハリが足りないことが原因です。
これがバストの形が崩れる大きな原因なので、次の項でさらに詳しく見ていきましょう。
なぜ胸の形は崩れるの?
美しいバストラインを手に入れたいのに、なぜ胸の形は崩れてしまうのでしょうか? その原因を見ていきましょう。
加齢
女性のバストは、残念ながら加齢とともに崩れていきます。その原因は、おもに2つあります。
1つは、加齢とともに肌に弾力を与える「コラーゲン」が減少することで、バストの肌にハリがなくなり、バストを支える力が弱まってしまうこと。
それにより、バストが垂れてしまうのです。
もう1つは、加齢とともに「女性ホルモン」の分泌が減少し、ホルモンバランスが乱れることで乳腺の発達を妨げてしまうこと。
乳腺が発達しにくくなると、加齢とともに脂肪だけが増えやすくなり、バストが柔らかくなってしまうため、垂れやすくなってしまうのです。
筋肉の衰え
筋肉は、鍛えなければどんどん衰えていきます。胸の形が崩れるのは、バストを支えている「大胸筋」や「小胸筋」などの筋肉が衰えてしまうからです。これらの筋肉が衰えるとバストが垂れやすくなり、形が崩れてしまうのです。
クーパー靭帯が伸びている
クーパー靭帯とは、バストを高い位置に支えてくれるコラーゲン繊維のことです。
クーパー靭帯は、運動などによってバストが激しく揺れたり、寝ている間にバストが引っ張られることによって、伸びたり切れたりしてしまいます。
クーパー靭帯が伸びたり切れたりすると、胸を支えることができなくなり、バストが垂れて形が崩れる原因になります。
やってはいけない「胸の形が崩れる習慣」とは?
バストの中心がふっくらと盛り上がり、ほどよい弾力と柔らかさのある「美しいバスト」は永遠の憧れ。
それなのに、なぜ胸の形が崩れ、理想のバストから遠ざかってしまうのでしょうか? それは、もしかしたら普段何気なくやっている習慣が原因かもしれません。
では、美バストを目指す女性がやってはいけない「胸の形が崩れる習慣」についてご紹介していきます。
美バストにNGな習慣|ワースト3は何?
美バストを目指すなら、やってはいけないNG習慣があります。その中でも、とくにNGな習慣を3つご紹介します。
❤スマホの使いすぎで猫背になる
現代人はスマホを手放せない人が多いですが、スマホを使うと猫背になりやすく、バストが垂れやすくなってしまいます。
悪い姿勢を長時間続けると、肩から背中にかけての筋肉である「僧帽筋」や「広背筋」などが硬くなり、胸を張りにくくなったり、背中に脂肪がつきやすくなることで美しいバストラインを作れなくなってしまいます。
スマホを使うときは背筋を伸ばし、首をなるべく曲げないような姿勢をキープしましょう。
❤ブラトップ(カップ付きインナー)を愛用する
カップ付きインナーと呼ばれる「ブラトップ」は、締めつけがなく楽ちんなので、愛用している女性も多いのではないでしょうか? しかし、このブラトップこそ胸の形が崩れる大きな原因の1つ。
バストを押さえつけるように着用するので、胸のボリュームがダウンしてしまったり、しっかりとバストを支えられないので胸が垂れてしまったりと、胸の形が崩れる原因になるのです。
美しいバストをつくるには、しっかりとバストを支えてくれるブラをつけるようにしましょう。
❤家ではノーブラで過ごす
胸は、揺れるほど垂れやすくなり、形が崩れていきます。そのため、家の中だからといってノーブラで過ごしていると、胸を支えるクーパー靭帯が伸び切ってしまい、バストの垂れにつながります。
つまり、ノーブラの時間が長ければ長いほど、胸の形はどんどん崩れてしまうのです。
最近は、ノンワイヤーブラでもホールド力の高いブラがあるので、締めつけの弱い快適なブラジャーをつけるようにしましょう。
まだまだある「胸の形が崩れる習慣」とは?
上記3つの習慣に当てはまらなかった人も、まだ油断はできません。実は、他にもたくさん胸の形が崩れる習慣があるのです。では、順番に見ていきましょう。
❤合わないブラをつける・古いブラをつける
サイズの合わないブラは胸をつぶしてしまったり、胸をしっかり支えられないのでNGです。
また、古いブラをつけ続けるのもNG。古いブラは肩紐やアンダーなどが伸びていて、ホールド力が落ちているので定期的にブラを買い替えることが大切です。
❤うつぶせ寝で胸をつぶす
うつぶせ寝をすると、当然ながら胸をつぶしてしまうのでNGです。
仰向けで寝るのが、もっともバストに負担のかからない寝方ですが、もし仰向けが寝づらい人は「横向き寝専用枕」や「抱き枕」などを利用して、横向きで寝るようにしましょう。
❤夜更かしで睡眠不足
美しいバストをつくるには、成長ホルモンや女性ホルモンの働きが必要です。
成長ホルモンは寝ている間に分泌されるため、美しいバストをつくるためには、十分な睡眠が必要です。
また、夜更かしばかりして睡眠不足になると、女性ホルモンのバランスが崩れることで、胸の形が崩れる原因になってしまいます。
美しいバストをつくるには、7時間半程度の睡眠が必要ですが、もしそれがむずかしい場合には、入眠後の3時間はきっちり眠るようにしましょう。
入眠後3時間が、成長ホルモンが分泌されるピークだと言われていて、質の良い睡眠をとることができます。
❤過度なダイエットで急激に痩せる
バストの9割は脂肪でできているため、過度なダイエットで急激に痩せてしまうと、バストの脂肪まで減ってしまう恐れがあります。
それだけではなく、急激に痩せて体の脂肪が減ると、女性ホルモンの分泌が減ることでホルモンバランスが崩れ、美しいバストをつくれなくなってしまいます。
美バストを目指すなら、過度なダイエットは控えましょう。
❤体を冷やす習慣
「バストが冷たい」「バストが硬い」と感じる人は、体が冷えているのかもしれません。
バストが冷えると血流が悪くなり、バストに必要な栄養が運ばれなくなってしまうため、バストのハリや弾力が失われ、胸の形が崩れてしまうのです。
体を冷やす習慣の1つに、甘い物の食べすぎがあります。甘い物(白い砂糖)には体を冷やす作用があり、血流が悪くなる原因となります。
美しいバストをつくるには、体を冷やさない習慣を心がけましょう。
❤シャワーだけの入浴
体を冷やさない習慣を心がけるなら、シャワーだけの入浴をやめましょう。シャワーだけでは体が温まらず、バストの脂肪は冷えたままの状態になります。
毎日のお風呂で体の芯まで温めることで、バストの血流がアップします。
❤筋トレのしすぎ
バストアップのためには、大胸筋を鍛えることが大切です。しかし、筋トレをしすぎるとバストが硬くなったり、バストの脂肪が減ってしまうので逆効果になることも。
バストの垂れを防ぐには筋トレが効果的ですが、やりすぎには注意しましょう。
❤ストレスのたまる生活
ストレスのたまる生活をしている人は、女性ホルモンのバランスが崩れがちになり、胸の成長に悪影響を及ぼします。
女性ホルモンは、美しいバストをつくるために必要不可欠なので、日頃からストレスをためないように気をつけましょう。
胸の形をキレイに整える方法
胸の形が崩れてしまう原因や習慣がわかったので、理想のバストをつくるための「胸の形をキレイに整える方法」をご紹介していきます。毎日のケアで美しいバストラインを手に入れましょう!
クーパー靭帯を守る
クーパー靭帯は、バストを支える大切な役割があるため、クーパー靭帯が伸びないようにしっかりと守ってあげることが大切です。
ノーブラで過ごす時間をできるだけ減らし、胸が揺れないホールド力の高いブラジャーをつけることで、クーパー靭帯を守ることができます。
クーパー靭帯は、一度伸びたり切れたりしてしまうと修復するのが困難なので、日頃から胸が揺れないように気をつけましょう。
サイズの合ったブラをつける
胸の形をキレイに整えるには、サイズの合ったブラをつけることが大切です。サイズの合ったブラをつけることで胸をしっかりと固定し、上下左右に揺れるのを防ぐことができます。
しかし、ブラが小さいと胸を押しつぶしてしまい、乳腺の発達を妨げてしまったり、逆にブラが大きいと、しっかりと胸を支えることができなくなります。
また、カップサイズが合っていないとブラが胸にフィットせず、胸を固定することができなくなります。
形の整った美しいバストをつくるには、サイズが合っているブラをつけることは大前提です。
バストアップマッサージをする
胸の形をキレイに整えるには、バストアップマッサージで血液やリンパの流れを良くしたり、筋肉をほぐしたりすることが大切です。
そのためバストアップマッサージは、美しいバストをつくるための大切なケアの1つなのです。
毎日数分でもOKなので、バスト周辺の血液やリンパの流れを良くするためのマッサージを習慣にしましょう。
❤バストアップマッサージの方法
- 人差し指から小指までの四本指で、耳の後ろから鎖骨にかけて、ゆっくりと指を滑らせていきます。
- これを左右、5回ずつくり返しましょう。
- 鎖骨の中央(内側)から外側に向かって、指で円を描くように、鎖骨に沿ってマッサージします。
- これを3回くり返しましょう。
- 脇の下のくぼみに、反対の手の指の腹を当て、ゆっくりと円を描くようにマッサージします。少し圧をかけるようにマッサージすると効果的です。
- 反対側も同様に行いましょう。
体を絞めつける服を着ない
せっかくブラジャーのサイズが合っていても、体を絞めつける服を着てしまうと台無しです。
体を締め付ける服を頻繁に着ていると、バスト周辺の血行が悪くなることで胸の形が崩れる原因になります。
ゆるゆるの服を着る必要はありませんが、とくに胸周辺がタイトすぎる服装には気をつけましょう。
バストアップブラ・ナイトブラをつける
胸の形を整えるには、バストアップブラやナイトブラが欠かせません。
バストアップブラは、重力に負けてしまいそうになるバストをしっかりと支えて、美バストへと導いてくれる心強いアイテムです。
また、寝るときにつけるナイトブラは、理想的な「お椀型」のバストをつくるサポートをしてくれるアイテムです。
ナイトブラをつけないで寝ると、バストの脂肪がどんどん背中に流れてしまうので、バストダウンの原因になってしまいます。
バストアップブラやナイトブラをつけて、バストの脂肪をキープしながら美しい形のバストを目指しましょう。
エクササイズ・ストレッチで大胸筋を鍛える
胸を支えている「大胸筋」を鍛えることで、バストの垂れを防ぎ、美しいバストを保つことができます。
また、エクササイズだけでなく、ストレッチも効果的です。ストレッチでしっかりとバスト周辺の筋肉を伸ばすことで、バストの血流がアップしバストアップ効果が高まります。
❤大胸筋を鍛えるバストアップエクササイズ
- 床の上で四つん這いになります。
- お尻の位置はそのままにして、肘を曲げながら胸を床に近づけます。
- 元の位置に戻します。
- これを10回3セット行いましょう。
❤大胸筋をほぐすバストアップストレッチ
- 手を肩に当て、肩甲骨を動かすイメージで肩を回します。
- 前後3回ずつ回しましょう。3セット行います。
- 次に、両手を体の後ろで組みます。
- 胸を張り、腕を後ろに引っ張ります。呼吸を止めないようにストレッチしましょう。
胸の型崩れを防ぐ「胸の形を整えるブラ」の選び方
美しいバストラインから遠ざかってしまう理由の1つに、体に合っていないブラをつけていることが挙げられます。女性にとってブラジャーは毎日の必需品なので、胸の型崩れを防ぐためのブラ選びが大切です。
では、胸の形を整えるブラの選び方についてご紹介していきます。
肩紐が幅広のものを選ぶ
ブラジャーの肩紐がずり落ちてしまうと、しっかりと胸を支えられません。そのため胸の形が崩れてしまう原因になります。
胸の形をキレイに整えるには、肩紐が幅広で胸をしっかり支えてくれるブラジャーを選ぶことが大切です。
バージスラインにワイヤーの形が合っている
ブラジャーを外したときにバージスラインにワイヤーの跡がついている場合には、カップサイズが小さく、バストに合っていない可能性があります。
カップサイズが小さいと、バストのふくらみをつぶしてしまうので、バストダウンの原因になってしまいます。
胸の形をキレイに整えるには、ワイヤーの形がバージスラインに合っているブラを選ぶことが大切です。さらに、きちんとカップサイズも合っているブラジャーを選びましょう。
アンダー部分が太くて伸縮性がある
ブラのアンダーは、太くて伸縮性のあるものがベストです。伸縮性があると、動いたときに体にフィットしてくれるので、ずれたり、苦しくなったりすることが少ないです。
もし苦しいのがイヤだからと、アンダーをゆるめにしてしまうと、バストをしっかり固定できないため、バストの垂れや型崩れの原因になってしまうので気をつけましょう。
シーンに合ったブラを選ぶ
ブラジャーは、シーンによって適切なものを選ぶのがバストをキレイに保つコツです。では、どのようなシーンで、どのようなブラをつけると良いのでしょうか?
❤スポーツするときは「スポーツブラ」をつける
胸は揺れるほど垂れやすくなり、形がどんどん崩れていきます。そのため、ゆるいブラをつけてスポーツをするのは絶対にNG。普段用のワイヤーブラもNGです。
スポーツをするときは、しっかりとバストを支えてくれる「スポーツブラ」をつけるようにしましょう。
❤寝るときは「ナイトブラ」をつけてノーブラを避ける
寝るときにノーブラで寝る女性が多いですが、これは胸の形が崩れる大きな原因になります。そうかといって、昼用のブラジャーをつけて寝ると、仰向けや横向きで寝たときにバストを支えきれずにはみ出てしまい、胸の形が崩れる原因になります。
昼用のブラジャーは、立った状態でのバストを支える構造になっているため、寝ているときのバストを支える力が弱いのです。
そのため寝るときは、ナイトブラをつけてしっかりと適切にバストをホールドすることが大切です。
ナイトブラは、寝ているときの動きに合わせてホールド力を発揮してくれるので、昼用ブラではサポートできない部分までしっかりとバストを支えてくれます。
毎日のケアで形の整った美しいバストへ!
胸の形をキレイに整える方法についてご紹介しました。毎日の生活の中に隠れている「胸の形が崩れる習慣」を見直して、ストレッチやマッサージなどのバストケアを続けていくことが大切です。毎日のケアで積み重ねた「美の習慣」こそが、形の整った美しいバストを手に入れる最大のコツですよ!