フケの原因とフケの種類別の効果的なフケ対策
毎日シャンプーをしているのに、フケが出て困っていませんか?
フケが肩に落ちたり、髪にフケがついていたりすると、不潔に見えてしまうので悩みの種になりますよね。
実は、フケに悩んでいる人は、毎日の生活習慣やヘアケアで、頭皮に悪影響があることをしている可能性があるんです。
もしかしたら、フケを改善するためにやっていることが逆効果になっているかもしれません。
そこで今回は、「フケの原因」と「しっかり洗ってもフケが出るときの対策」をご紹介します。
フケの種類に合った対策をして、フケに悩まされる生活から解放されましょう!
目次
フケは2種類に分かれる
フケの原因や対策を見る前に、まずはフケの種類から見ていきましょう。フケには「脂性フケ」と「乾性フケ」の2種類があり、それぞれに特徴や対策が異なります。そのため、自分のフケがどちらの種類に当てはまるのかを知ることが大切です。
もし、自分のフケの種類がわからないまま間違った対策をすると、逆効果になってしまうので注意しましょう。まずは、自分のフケがどの種類なのかチェックしてみてください。
脂性フケの特徴と原因
◆脂性フケの特徴
脂性フケとは、ベトベトして湿っているのが特徴です。髪にからみついてしまうので、少し厄介なフケです。脂性フケの特徴は、以下の通りです。
- 髪の毛にこびりつく
- 頭をかくと爪にフケがたまる
- 頭皮がベタつく
- 頭皮にかゆみ・赤みがある
◆脂性フケの原因
脂性フケの原因は、頭皮の皮脂が過剰に分泌することで、皮脂をエサにする「常在菌(マラセチア菌)」が繁殖してしまうことです。
この常在菌によって頭皮が刺激を受け、頭皮のターンオーバー(皮膚の新陳代謝)が乱れることでフケが出やすくなります。
乾性フケの特徴と原因
◆乾性フケの特徴
乾性フケとは、乾燥していてパラパラと落ちてくるのが特徴です。黒っぽい服を着ると、肩に細かいフケが落ちてしまうので悩みの種になりますよね。乾性フケの特徴は、以下の通りです。
- パラパラと肩に落ちる細かいフケ
- 頭皮が乾燥してカサカサしている
- 顔の肌が「乾燥肌」である
◆乾性フケの原因
乾性フケの原因は、頭皮が乾燥することで頭皮のターンオーバーが早くなり、まだ未熟な細胞が剥がれ落ちてしまうことです。
そのため頭皮の潤いが失われ、さらに乾燥が進むことでフケが出やすくなります。
ヘアケアや生活習慣がフケの原因になる
ここまでは根本的なフケの原因についてご紹介しましたが、次に、日頃のヘアケアや生活習慣によってフケを引き起こす原因についてご紹介します。フケが出る原因として考えられるのは、「間違ったヘアケア」や「生活習慣の乱れ」です。
これから9個の原因をご紹介していきますので、当てはまるものがないかチェックしてみてください。
①1日に何度もシャンプーをする
頭皮は、体の中でも皮脂が多い場所なので、ベタつきが気になると「シャンプーでキレイに洗いたい」と思う人も多いことでしょう。
しかし、1日に何度もシャンプーをすると、頭皮の皮脂を取りすぎて乾燥してしまいます。その結果、乾性フケの原因になってしまうのです。
また、頭皮の皮脂を落としすぎると、足りなくなった皮脂を補おうとして、皮脂が過剰に分泌されます。その結果、頭皮がベタついて脂性フケの原因になってしまうのです。
つまり、頭皮がベタつくのは、そもそも乾燥が原因になっている場合があります。この悪循環を断ち切るためには、1日に何度もシャンプーする習慣をやめることが大切です。
②シャンプーの仕方が頭皮に刺激を与えている
シャンプーの仕方によっては頭皮に刺激を与えてしまい、フケの原因になることがあります。とくに、以下の3つのポイントに注意しましょう。
◆洗浄力の強いシャンプーを使っている
洗浄力の強いシャンプーは、頭皮の潤いを保つための「皮脂」を取りすぎてしまいます。頭皮の皮脂を取りすぎると、バリア機能が低下して、頭皮が刺激を受けやすい状態になります。
頭皮が刺激を受けると、頭皮のターンオーバーが乱れて、フケが増える原因になります。また、取りすぎた皮脂を補うために皮脂の分泌が過剰になり、フケになってしまう場合もあります。
洗浄力の強いシャンプーにはいくつか種類がありますが、その中でもとくにNGなシャンプーは、石油系の洗浄力が強いシャンプーです。
※安く売られているシャンプーは洗浄力の強いものが多く、汚れだけでなく皮脂まで取りすぎてしまいます。頭皮への刺激を抑えてフケを防ぐには、「アミノ酸系シャンプー」がオススメです。
◆お湯の温度が熱い
シャンプーをするときは、シャワーで洗い流していると思いますが、お湯の温度が熱いと頭皮の皮脂を取りすぎてしまいます。頭皮の皮脂を取りすぎると、頭皮が乾燥することで刺激を受けやすくなり、フケを増やしてしまうのです。
◆シャンプー・リンスのすすぎ残し
シャンプーやリンスをした後のすすぎが足りないと、頭皮にシャンプー・リンス剤が残って頭皮に刺激を与えます。
頭皮が刺激を受けると炎症につながり、ターンオーバーが乱れることでフケを引き起こしてしまう場合があります。
③ドライヤーの熱刺激
シャンプーをした後は、髪を乾かすことが大切です。しかし、ドライヤーの熱が、頭皮に刺激を与えてしまうこともあります。
ドライヤーの熱を頭皮に当てると、頭皮の水分を奪ってしまうので乾燥につながります。
シャンプー後は髪を乾かすことが大切ですが、ドライヤーはできるだけ頭皮から離し、頭皮に直接熱風が当たらないようにしましょう。
④パーマやカラーによる刺激
おしゃれのために、パーマやカラーリングをしている人は多いと思いますが、これらに使われる薬剤は刺激が強いため、頭皮に負担をかけてしまうことがあります。
頭皮に負担がかかるとフケの原因になるので、できるだけ低刺激の薬剤を使っている美容院を選ぶことも大切です。
⑤季節による空気の乾燥
空気が乾燥する季節になると、頭皮も乾燥しやすくなります。とくに冬は湿度が低く、空気が乾燥しているので、他の季節に比べると頭皮が乾燥しやすい状態になります。
また冬は、室内の暖房によって空気がかなり乾燥するので、頭皮から水分が失われ、乾燥によるフケが生じることがあります。
⑥偏った食生活
偏った食生活は、フケの大きな原因になります。
皮膚の栄養になるタンパク質やビタミン・ミネラルが不足していると、肌を保湿する成分が足りなくなり、ターンオーバーが乱れることでバリア機能が低下して、頭皮の乾燥につながります。
また、脂っこい食事が多いと、頭皮の皮脂分泌が多くなり、フケにつながることがあります。
手軽に食べられるインスタイント食品やコンビニ弁当などが多い人は、栄養バランスが偏っている可能性が高いので、できるだけ控えるようにしましょう。
⑦ストレス
ストレスがたまると、ホルモンバランスの乱れや血行不良を引き起こし、フケが生じることがあります。
ホルモンバランスが乱れると、活性酸素が増えることで皮脂が過剰に分泌され、脂性フケの原因になります。
また、ストレスを受けると血行が悪くなり、頭皮に栄養が届かなくなります。頭皮に十分な栄養が届かなくなるとターンオーバーが乱れ、頭皮が乾燥することで乾性フケの原因になります。
⑧加齢による皮脂の減少
年齢とともに肌の水分量は減少し、肌のしっとり感が失われていきます。
肌にはもともと保湿成分が備わっていますが、加齢とともに細胞のすき間にある「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」などの保湿成分が減少し、ハリがなくなってしまうのです。
これは全身の肌に起きることなので、当然のことながら、頭皮も加齢とともに乾燥しやすくなり、フケが増えてしまうのです。
⑨紫外線の刺激
頭皮は体の中で、もっとも紫外線の影響を受けやすい場所です。紫外線によるダメージを受けると、頭皮の皮脂が酸化して頭皮を刺激します。
頭皮が刺激を受けると頭皮のバリア機能が弱まり、あらゆる刺激を受けやすくなることでフケが増えてしまいます。
しっかり洗ってもフケが出るときの7つのフケ対策
日常のさまざまな要因が、フケの原因になることがわかりました。フケが増える根本的な原因は、「頭皮のターンオーバーが乱れること」なので、フケを防ぐにはターンオーバーを整えることが大切です。
そもそもターンオーバーが乱れる原因は、生活習慣や体質、間違ったヘアケアなどによるもの。それらを見直すことが、フケ対策になります。
では、しっかり洗ってもフケが出るときの7つの対策をご紹介していきましょう。これらは、脂性フケと乾性フケの両方に共通するフケ対策になります。
①シャンプーのやり方を見直す
まずは、フケが増えるもっとも直接的な原因である「シャンプーのやり方」を見直すことです。
シャンプーのやり方を見直すだけで、フケが改善することも少なくありません。では、正しいシャンプーのやり方を見ていきましょう。
- まずは、ぬるま湯(38℃)で髪を洗います。これだけで汚れの7~8割は落ちると言われています。
- シャンプーをしっかり泡立ててから髪につけます。
- 爪を立てずに、指の腹でやさしく頭皮を洗います。
- シャンプーやリンスが残らないように、しっかりとすすぎます。
シャンプーするときのお湯は、ぬるめが基本。ベストなのは、38℃だと言われています。洗うときに、「ちょっとぬるいな」と感じるくらいのお湯で洗うと、頭皮の乾燥を防ぎ、フケ対策につながります。
②髪はしっかりと乾かす
髪を洗い終わったら、しっかりと乾かすこともフケ対策の重要なポイントです。とはいえ、ドライヤーの熱も頭皮の負担になります。
頭皮に負担をかけないためには、「正しいドライヤーのかけ方」をすることが大切です。
◆正しいドライヤーのかけ方
- 乾いたタオルで、しっかりタオルドライします。髪よりも頭皮を拭くことを意識しましょう。
- 高温ではなく、なるべく低い温度に設定する。
- 頭から20センチ以上離してドライヤーを当てましょう。
- ドライヤーを動かしながら髪を乾かします。
- 毛先ではなく、根元から乾かします。
- 温風と冷風を交互に当てると乾きが早くなります。
根元がしっかり乾いたら、毛先は濡れていても終了してOKです。根元が濡れているとフケの原因になるので、根元はしっかりと乾かしましょう。
③パーマやカラーを控える
パーマやカラーは、頭皮に強い刺激を与えてしまいます。とくに、パーマやカラーをした直後は頭皮が弱っている可能性が考えられるので、紫外線などの刺激を与えないように十分注意しましょう。
もし、パーマやカラーをした後にかゆみやフケが出た場合は、しばらく使用を中止し、できるだけパーマやカラーの頻度を抑えることが大切です。できれば、一旦やめてみることをオススメします。
また、どうしてもパーマやカラーをしたいときは、低刺激のパーマ液やヘアカラー剤を使ってもらうように、美容師に相談してみると良いでしょう。
④紫外線対策をする
紫外線は頭皮に強い刺激を与えるため、バリア機能が低下して頭皮が乾燥する原因になります。紫外線によって頭皮が乾燥するとフケの原因になるので、しっかりと紫外線対策をすることが大切です。
帽子や日傘などを利用して、頭皮に直接紫外線が当たらないようにしましょう。
ただし、帽子をかぶると頭皮が蒸れて頭皮環境が悪化するので、できるだけ通気性の良い帽子を選びましょう。
⑤適度な運動をする
適度な運動には良い効果がたくさんありますが、その中でもとりわけ「フケ」と関係しているのが「血行を良くする効果」です。
血行が良くなると頭皮に十分な栄養が届き、頭皮環境が良くなることでフケを予防できます。
日頃から体を動かす機会が少ない人は、ウォーキングなどの軽めの運動から始めてみましょう。適度な運動をすれば、フケの原因の1つである「ストレス」を解消することにもつながりますよ。
⑥睡眠の質を高める
睡眠不足になると、血行不良やホルモンバランスの乱れを引き起こし、頭皮環境を悪化させます。頭皮のターンオーバーを促すには、成長ホルモンの分泌が活発になる22~2時に眠っていることが大切です。
一般的に7~8時間の睡眠が最適だと言われているので、22~2時を含めた7~8時間を睡眠に充てましょう。
また睡眠の質を高めるには、寝る前のスマホやパソコンの使用を控え、軽いストレッチをしてから寝るのがオススメです。
⑦ストレスをためない
ストレスは血行不良やホルモンバランスの乱れを引き起こし、フケを悪化させる原因になります。そのため、ストレスをためない生活を送ることはフケ対策になります。
ストレスを軽減するには睡眠がもっとも効果的なので、前述の方法で睡眠をしっかりとるようにしましょう。
また、先ほどの「適度な運動」もストレス解消になりますが、ストレスの解消には、自分の好きなことをするのが1番です。
たとえば、アロマの香りで癒されたり、自然の多い場所でリラックスするのも良いでしょう。体を動かすことが好きならヨガをしても良いですし、たまには休暇をとって温泉旅行に行ってみるのも良いかもしれませんね。
脂性フケの対策
脂性フケと乾性フケに共通するフケ対策をご紹介したので、次に、脂性フケの対策をご紹介します。脂性フケは、頭皮にかさぶたのようなものができたり、ベタベタして髪にからみついたりするのが特徴です。
体質や遺伝も関係していますが、日頃の生活習慣やヘアケアの仕方で改善することが可能です。
髪を濡れたままにしない
脂性フケの対策は、シャンプーをしたらすぐに髪を乾かすことです。髪が濡れたまま放置すると、頭皮が湿って雑菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。
お風呂から出たらすぐにドライヤーをかけ、しっかり根元から乾かすようにしましょう。
食生活の見直し
脂性フケは、食生活が原因になっていることが多いため、日頃の食事を見直すことでフケ対策をしていきましょう。
基本的には栄養バランスの良い食事を摂ることが大切ですが、とくに以下のような食事を意識してみると脂性フケが改善しやすくなります。
◆脂っこい食事を控え、ビタミンB群を摂る
脂性フケは皮脂の分泌が多いことが原因なので、脂っこい食事を控えることが大切です。甘い物や香辛料が多い食べ物、アルコールなども皮脂の分泌を増やすので、できるだけ控えるようにしましょう。
脂性フケの対策として効果的なのは、ビタミンB群です。レバーや赤身の肉、ホウレン草などに含まれるビタミンB群を摂ることで、糖質や脂質の代謝を活発にし、血行を良くしてくれます。
頭皮の血行が良くなるとターンオーバーが活発になるので、フケの改善に役立ちます。
頭皮を清潔に保つ
脂性フケは、頭皮に雑菌が増殖することによって悪化することが多いため、頭皮をつねに清潔に保つことがフケ対策になります。たとえば、以下のような対策を心がけてみましょう。
- 枕カバーを小まめに洗う
- 帽子などで頭皮が蒸れないようにする
- ブラシを小まめに洗う
頭皮に触れるものを清潔にし、雑菌が繁殖しやすい状態を作らないことが大切です。手で頭を触るときも、手についた雑菌が頭皮に移らないように、手を洗ってから頭を触りましょう。
日頃から、頭皮をあまり触らないようにすることも大切です。
頭皮クレンジングもオススメ
頭皮を清潔に保つために、頭皮クレンジングをするのもオススメです。頭皮クレンジングとは、頭皮専用のクレンジング剤を使って、シャンプーでは取れない汚れや皮脂などを落とす方法です。
毛穴につまって取れにくくなっている皮脂を浮かせて、落としやすくしてくれます。
◆頭皮クレンジングの効果
- オイリー頭皮の人は頭皮のベタつきがおさまる
- 髪の根元からハリ・コシが出る
- 頭皮の乾燥がおさまる
皮脂の過剰分泌が原因の「脂性フケ」は、頭皮の乾燥によって起きる場合もあるので、保湿ケアも視野に入れてフケ対策をしてみましょう。
乾性フケの対策
乾性フケは、肩にパラパラと落ちてくる細かいフケが特徴です。体質や加齢も関係していますが、生活習慣やヘアケアを見直すことで改善することも可能です。
乾燥肌・敏感肌用のシャンプーに変える
乾性フケの対策は、できるだけ刺激の少ないシャンプーを使うことです。
刺激の強いシャンプーは頭皮を刺激し、乾燥肌や敏感肌を引き起こすので、フケ対策をするなら「乾燥肌・敏感肌用のシャンプー」に変えてみると良いでしょう。
オススメなのは、アミノ酸系シャンプーや薬用シャンプー、無添加の石鹸系シャンプーなどです。ただし、石鹸系シャンプーは洗浄力が強いものもあるので、選び方に気をつけましょう。
朝シャンしない
乾性フケの対策は、頭皮をなるべく乾燥させないことが大切なので、「朝シャン」をしないようにしましょう。
朝起きたときのニオイやベタつきが気になって朝シャンする人もいると思いますが、1日に何度もシャンプーをすると必要な皮脂まで洗い流し、頭皮や髪が乾燥してしまいます。
フケが気になって朝シャンしている人の中には、洗いすぎが原因でフケが出ている場合もあります。
また、朝シャン後すぐに紫外線に当たると頭皮が乾燥しやすくなりますし、1日に何度もドライヤーの熱を当てるのも良くありません。頭皮の乾燥を防ぐためにも、今後は朝シャンを控えましょう。
栄養バランスの良い食事
乾性フケの対策は、栄養バランスの良い食事を心がけることです。脂性フケは「食べ物の選び方」が大きく関係していますが、乾性フケは「栄養不足」の可能性があります。
食事制限でダイエットをしている人は、栄養不足になりやすいので注意が必要です。
そもそも栄養が足りないと、健康な頭皮をつくることができません。そのため現在の食生活を見直し、栄養バランスの良い食事をすることが、健康な頭皮をつくることにつながります。
◆「コラーゲン」を摂取する
コラーゲンは、ぷるぷるの美肌をつくる成分として有名ですが、頭皮の乾燥を防ぐためにも効果があります。頭皮も肌の一部なので、美肌をつくる栄養を摂ることが大切です。
加齢とともにコラーゲンは減少してしまいますが、ターンオーバーを活発にするためにはコラーゲンが必要です。そのため豚足・鶏皮・牛すじ・牛テールなどで積極的にコラーゲンを補いましょう。
それでもフケがおさまらないときは皮膚科へ
フケの種類別のフケ対策を含め、効果的なフケ対策をご紹介しましたが、それでもフケがおさまらないときは、皮膚炎などを引き起こしている場合があります。
とくに、皮脂が多く、かゆみを伴うフケは「脂漏性皮膚炎」の可能性があります。
脂漏性皮膚炎が悪化すると「脂漏性脱毛」という抜け毛の症状を引き起こす危険があるので、かゆみやフケがひどい場合、1ヶ月以上症状が続く場合などには皮膚科を受診するようにしましょう。
フケ対策は日頃の生活習慣とヘアケアから
フケの原因と効果的なフケ対策をご紹介しました。フケの種類によって対策が異なるので、自分の症状に合ったフケ対策をしていきましょう。フケ対策の肝は、「日頃の生活習慣」と「ヘアケア」です。いつもの習慣を見直して、フケに悩まされる生活から解放されましょう!