肌のたるみを改善する化粧品でハリと潤いを緊急補給!
「なんだか化粧のノリが悪くなってきた気がする」
「昔より顔が大きく見える」
そんな悩みを抱えていませんか? それは、肌のたるみの初期サインかもしれません。
肌が乾燥すると化粧のノリが悪くなり、メイクの仕上がりに満足できないことがあります。
また、とくに太ったわけでもないのに顔が大きく見えるのは、たるみによって皮膚が伸びているのかもしれません。
そんな肌のたるみには、ハリと潤いを補給することが大切です。そこで今回は、肌のたるみに効く化粧品の選び方をご紹介します。
肌にハリと弾力をよみがえらせ、ぷるんとしたエイジレスな肌を目指しましょう!
肌のたるみは40代からはじまる。
肌のたるみが本格的に気になりはじめるのは、おそらく50代くらいからが多いのではないでしょうか? でも肌のたるみは40代からはじまっています。エイジングケアの基本は、少しでも早くはじめること。これが数年後のお肌を左右する分かれ道なのです。
では肌のたるみは、何が原因なのでしょうか? 「たるみ毛穴」「目元のたるみ」「フェイスラインのたるみ」など、気になるたるみの原因を確認しておきましょう。
肌ストレスになる生活習慣が原因
肌のたるみの原因は、肌ストレスになる生活習慣です。肌ストレスには、体の中からの不調と外的刺激の両方があります。たとえば、以下のようなことに心当たりはありませんか?
- 喫煙
- 睡眠不足
- ストレス
- 紫外線をあびる
喫煙や紫外線は、肌を乾燥させる大きな原因となります。肌が乾燥するとさまざまな刺激に対処できなくなり、肌ストレスをダイレクトに感じてしまいがち。
また睡眠不足やストレスが続くと、体の不調があらわれはじめ、その不調が肌にまであらわれてしまいます。
生活習慣の見直しをするとともに、肌に刺激を与える習慣を改善する必要があります。心やお肌へのストレスを遠ざけ、「美」を近づける生活を送っていきましょう。
加齢による肌の乾燥が大きな原因
肌のたるみの原因は、加齢による肌の乾燥です。加齢とともに肌の水分量が減少して、乾燥肌になりやすくなります。肌が乾燥すると肌トラブルが増えますが、たるみもその1つ。
大人のスキンケアで1番重要なのは、何よりも「保湿」を重視することが大切です。逆にいうと、保湿さえ完璧なら、それだけでエイジレスな肌を実現することができます。
コラーゲンの減少でハリがなくなるのが原因
肌のたるみの原因は、コラーゲンの減少でハリがなくなることです。加齢とともに、コラーゲンやエラスチンなどの弾力を保つ成分が減少して、ハリがなくなることで「たるみ」が引き起こされます。
大人のスキンケアでは、肌の水分量を保つとともに、肌にハリと弾力をもたせる美容成分を補給することが大切です。
「顔の筋力低下」や「脂肪の増加」が原因
肌のたるみの原因は、「顔の筋力低下」や「脂肪の増加」により、皮膚が垂れ下がってしまうことです。顔の筋力低下は、若い世代でも起こりうること。日頃からあまり表情筋を使わない人は、顔がむくみがちだったり、顔の脂肪が増える原因となります。
また年齢とともに代謝が低下するので、脂肪が増えやすくなります。それに加えて筋力もないと、脂肪の重みで皮膚が垂れてしまうことも。
適度に顔の筋肉を鍛えるとともに、代謝をアップさせることも大切です。
ホルモンバランスやターンオーバーの乱れ
肌のたるみの原因は、「ホルモンバランス」や「ターンオーバー」の乱れです。美肌を保つ機能がある女性ホルモンは、加齢とともに分泌が減少していきます。
するとホルモンバランスが乱れ、肌のたるみ以外にもさまざまな不調を引き起こします。
また加齢とともに代謝が低下するので、肌の新陳代謝であるターンオーバーも乱れがちに。新しい肌に生まれ変わることができなくなった肌は、古い角質が残り、肌の保湿力も低下してしまいます。
それが肌のたるみやシワなどの原因になってしまうのです。
ホルモンバランスやターンオーバーは、日頃の生活習慣が大きく関係しているので、「食事」や「睡眠」などの生活を見直すことで改善できるでしょう。
肌のたるみを治すエイジングケア
では、肌のたるみを治すには、どのようなエイジングケアが効果的なのでしょうか? スキンケア以外にも、いくつかご紹介します。
肌を保湿するスキンケア
肌のたるみを治すには、何といっても肌を保湿することが大切です。肌が保湿できていれば、どんな肌トラブルにも対応できます。
エイジングケア世代が気になるシミ・シワ・たるみなど、すべてのエイジングサインを解消し、若々しい美肌へと導くことができるのです。
ただし、しっかりとした保湿ケアをするには、保湿成分を肌に与えるだけでは足りません。保湿成分をグイグイ浸透できる肌状態をつくることが大事なのです。
そのためにはクレンジングや洗顔をしっかりおこない、肌をまっさらな状態にして保湿ケアをすることが大切です。
表情トレーニングやリンパマッサージ
肌のたるみを治すエイジングケアは、顔の筋肉を鍛えるための「表情トレーニング」が効果的です。
日頃から顔の筋肉を使わない生活をしていると、どんどん顔の筋肉が衰えてしまいます。それにストップをかけるのが、表情トレーニングなのです。
また肌のたるみの原因は、脂肪が多いことも1つ。脂肪が多くなるということは、顔にむくみが生じている可能性が高いです。
これを解消するには、リンパマッサージが効果的。毎日のスキンケアのときに、1分くらいマッサージをするだけでも変化が感じられるでしょう。
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肌のたるみに効く食べ物や生活習慣
肌のたるみを治すエイジングケアは、食べ物や生活習慣を改善することです。食べた物は、そのままお肌をつくるもとになるので、食生活はとっても大事なポイント。では、どんな食べ物が肌のたるみに効くのでしょうか?
- ビタミンC……コラーゲンの生成を助ける
- ビタミンE……アンチエイジング効果
- ポリフェノール……抗酸化作用が高い
- イソフラボン……女性ホルモンと似た作用
これらの栄養を毎日の食生活に取り入れると、半年後くらいには肌状態が変わっているのが感じられることでしょう。食生活だけで改善するとなると、即効性はないので半年くらいはかかります。
また、肌のたるみを治す生活習慣も大事。ホルモンバランスやターンオーバーを改善するためにも、とくに睡眠は大事ですよ。
7時間くらいの睡眠時間を確保して、睡眠の質を高めることも大切。成長ホルモンが分泌される22~2時には眠っているようにして、安眠できる寝室づくりや快適なパジャマなども準備しましょう。
肌のたるみに効く化粧品の選び方
では、今回のメインテーマである「肌のたるみに効く化粧品の選び方」をご紹介します。肌のたるみは、「乾燥」や「ハリの低下」が大きな原因なので、それらを補給できる化粧品を選ぶことが大切です。
注目すべきは「美容液」と「保湿クリーム」
スキンケア化粧品には、化粧水・美容液・乳液・保湿クリームがありますよね。エイジングケアで肌のたるみを改善するには、とくに「美容液」と「保湿クリーム」に注目して選ぶことがポイントです。
美容液のおもな役割は、肌に必要な栄養を補給すること。そして保湿クリームは、言うまでもなく保湿効果が高い化粧品です。
肌のたるみを改善するには、加齢とともに失われた美容成分を補給して、しっかりと保湿することが大切なのです。
化粧水と乳液も大切なスキンケアのステップですが、美容液と保湿クリームが高機能な化粧品であれば、化粧水と乳液はプチプラコスメを使うのもアリです。
肌の乾燥を改善する「高保湿成分」
肌のたるみに効く化粧品の選び方は、乾燥を改善する「高保湿成分」が配合されていることが必須条件。エイジングケアに保湿は欠かせません。以下のような保湿成分が配合されている化粧品を選ぶと良いでしょう。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- スクワラン
- プラセンタ
セラミドやヒアルロン酸は、もともと肌にある成分ですが、加齢とともに減少してしまうことが多いです。
そのため肌が乾燥しやすくなり、たるみの原因になってしまいます。それなら足りないものは、外側から補えば良いのです。
とくに高保湿成分として有名なのは、「ヒト型セラミド」です。油分の多い化粧品との相性が良いので、保湿クリームに配合されているものがオススメです。
またプラセンタエキスも高保湿成分ですが、その中でも人間から採取したプラセンタがもっとも効果的。ただし化粧品には配合されていないので現実的ではありません。
化粧品に配合されているのは、馬や豚などのプラセンタが一般的です。これも高保湿成分なのですが、植物性のプラセンタはあまりオススメできません。
肌のハリと弾力をよみがえらせる成分
肌のたるみに効く化粧品の選び方は、肌にハリと弾力を与えてくれる成分が配合されているものがオススメです。
とくに加齢とともに失われていくコラーゲンやエラスチンは、肌のハリと弾力をよみがえらせる成分の1つです。
- コラーゲン
- エラスチン
- レチノール
- ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、ビタミンCを肌に浸透しやすく改良した成分です。どちらかというとシミや美白に効くイメージがありますが、ビタミンCには「コラーゲンの生成を助ける」効果があります。
そのため、肌のたるみにも効果が期待できるのです。これらの成分は、美容液に配合されているのがオススメです。
できればライン使いがベスト
肌のたるみに効く化粧品の選び方は、できれば同じメーカーのライン使いをするのがベストです。先ほど、化粧水と乳液はプチプラでもOKと言いましたが、本当にオススメの選び方は、やはりライン使いです。
同じメーカーのライン使いをすると、化粧水・美容液・乳液・保湿クリームのすべて使って高い効果を発揮してくれるからです。
同じ成分がダブったり、足りない成分が出てきてしまうことも少なく、肌悩み別に特化した効果も期待できます。
美白ラインや保湿ラインなど、メーカーによってさまざまなラインナップがあるので、肌悩みを改善してくれる成分が配合されているものを選ぶと良いでしょう。
肌に刺激やトラブルが起きたら別の化粧品を
肌のたるみに効く化粧品の選び方は、肌に刺激やトラブルを感じた化粧品を無理に使い続けないことです。
高い効果を期待して、ちょっと奮発して買った化粧品は、もったいないから肌に合わなくても使いたくなりますよね。でも、それが肌老化の原因になってしまうことがあります。
- 肌に刺激を感じる
- かゆみや赤みが出る
- ニキビが増えた
- 肌が乾燥する
このような肌トラブルを感じたら、別の化粧品にチェンジすることをオススメします。美肌を目指すスキンケアにおいて、肌に刺激を与えることがもっともNGなのです。それは化粧品による刺激も含まれます。
とくにエイジングケア世代は、肌が敏感で弱いことが予想されるので、やさしくいたわってあげることがエイジレスな肌への近道になりますよ。
年齢に負けないエイジングケアでたるみ予防
肌のたるみが気になりはじめた初期段階なら、これ以上のたるみを予防するエイジングケアも並行しておこないましょう。ほとんどは基本的なスキンケアですが、基本的なことこそ怠りがちです。エイジレスな肌を目指して、毎日のスキンケアや生活を見直してみましょう。
睡眠不足とストレスは美肌の大敵!
冒頭でもご紹介したように、肌のたるみには睡眠不足とストレスが大敵です。エイジングケアの基本は、体を健康な状態に保つこと。
あまり考えたくないことですが、加齢とともにさまざまな不調が全身にどんどんあらわれてきます。
体に不調があると、もれなくお肌にも不調が出てきます。だから睡眠不足とストレスはできるだけ解消して、健康を保つことがたるみ予防になり、美肌へとつながります。
女性の体は温めるのが鉄則!
加齢とともに分泌が減少するのが、女性ホルモン。女性ホルモンの分泌を活発にして、ホルモンバランスを整えるには体を温めることが鉄則です。女性にとって冷えは、百害あって一利なしです。
暑い日でも疲れている日でも、毎日お風呂に浸かって体を休ませることが、ホルモンバランスを整える対策になります。ホルモンバランスが整えば、お肌の調子も良くなり、女性らしさが花開くことでしょう。
洗顔やメイクで肌をこすらない
肌のたるみ予防には、洗顔やメイクで肌をこすらないようにすることです。肌をこするとシミの原因にもなり、ターンオーバーが乱れる原因になります。
するとシワやたるみが進行して、カサカサの砂漠状態になってしまいます。
エイジングケアの基本は、肌をやさしく扱うこと。そのため決して肌をこすらないようにしましょう。
化粧水をつけるときの「パッティング」もNG。コットンではなく、「ハンドプレス」で浸透させるのが効果的なスキンケア方法です。
落としすぎない適度なスキンケア
保湿効果を高めるには、「毛穴の汚れや皮脂をしっかり落とすこと」が大切です。肌がまっさらな状態だと、保湿成分が肌に浸透しやすくなります。
でもエイジングケア世代の肌は、落とすべきものよりも、足りないもののほうが多い状態。だから「落としすぎ」には注意が必要です。
洗顔やクレンジングをしすぎると、肌に必要な成分まで落としかねません。そのため、落としすぎない適度なスキンケアが重要なポイントとなります。
洗浄力がマイルドな洗顔料を使い、肌に刺激を与え過ぎないようにしましょう。
ハリと潤いを与えてエイジレスな肌へ
肌のたるみに効く化粧品の選び方をご紹介しました。失われたハリと弾力を取りもどすには、肌に潤いを補給する「保湿ケア」が何よりも大切なポイントです。肌に潤いを与えてハリを取りもどせれば、誰もがうらやむエイジレスな肌へと導くことができるでしょう。