加齢臭対策ができるボディソープで臭わない男に!
いつもエチケットには気をつけているのに、なんだか体臭がきつくなった気がする。
そう思っていませんか?
「年齢的に考えて、とうとう加齢臭が出てきたかも!」と焦っているあなたに、「加齢臭対策に効果的なボディソープの選び方」をご紹介します。
そこで今回は、
- どんな成分が配合されたボディソープが効果的なのか
- 加齢臭が発生する場所と原因
- ボディソープ以外で、加齢臭対策はできるのか
などについて、ご紹介します。
家族や恋人、職場の人に「クサイ!」と言われないために、効果的な加齢臭対策を見ていきましょう。
目次
加齢臭対策には、ボディソープの選び方が重要
加齢臭を消すためには、まずは、体を清潔にすることが大切です。
「でも、毎日お風呂に入ってるし、ちゃんと体も洗ってる」と思っている人も多いでしょう。では、なぜ加齢臭が発生してしまうのでしょうか?
それは、以下のようなことが考えられます。
- 加齢臭に効果的なボディソープを使っていない
- 加齢臭が出る場所を、しっかり洗えていない
- 洗浄力の強さで選び、肌に刺激を与えている
- 正しい洗い方ができていない
などが挙げられます。
これから、このすべての問題を解決していきますが、まずは、一番のポイントである「加齢臭対策に効果的なボディソープの選び方」をご紹介していきますね。
加齢臭対策に効果的なボディソープの選び方
加齢臭対策に効果的なボディソープは、どのような基準で選べば良いのでしょうか?
加齢臭が出てくる年代の男性は、昔とは肌質が変わってきている可能性があるので、あなたの肌のことを考えたボディソープを選ぶことが大切です。
あなたの肌に合っているか
加齢臭対策に効果的なボディソープの選び方は、あなたの肌に合っているかを見極める必要があります。
若い頃は、汗をかいてもそれほどベタベタにならなかったのに、最近は、すぐに体がベタつくなど、昔と変わった部分がどこかにあるかもしれません。
体がベタつきやすくなった原因として考えられるのは、「代謝が悪くなった」「汗をかきにくくなった」「肌が乾燥して、皮脂が多くなった」などがあります。
男性は女性よりも皮脂が多い体質ですが、加齢とともに肌が乾燥しやすくなることが多いです。
そのため、ボディソープを選ぶポイントは、「肌が乾燥しやすくなっていないか」「肌に刺激を感じていないか」などを考えて選ぶ必要があります。
肌に刺激を与えるボディソープを使い続けると、加齢臭だけでなく、汗臭など他の体臭もきつくなってしまう恐れがあるので気をつけましょう。
泡立ちは良いか
加齢臭対策に効果的なボディソープの選び方は、泡立ちがよく、モコモコの泡で体を洗えるかどうかを見極めることも大切です。
ボディソープの泡立ちなんて、あまり考えたことがないかもしれませんが、しっかり泡立てて洗うのと、泡立たない状態で洗うのとでは、肌に与える影響がまったく違います。
しっかり泡立てから洗うことで、肌に刺激を与えず、皮脂や汚れをしっかり吸着できます。そのため、加齢臭対策としても大切なポイントになります。
肌に刺激が強いボディソープだと、乾燥を招いたり、加齢臭が悪化する原因にもなり得ます。
加齢臭に効く成分が配合されているか
加齢臭対策に効果的なボディソープの選び方は、加齢臭に特化したボディソープかどうかということ。
ボディソープには、たくさんの種類がありますが、一般的なボディソープではなく、加齢臭対策に特化したボディソープを選ぶことが大切です。
といっても、どんなボディソープが加齢臭に効くのか、よくわかりませんよね。
「加齢臭を抑える」と書いてあっても、本当に加齢臭に効く成分が配合されているかどうか、を判断する基準が知りたいですよね。
では、加齢臭対策に効果的な「ボディソープの成分」について見ていきましょう。しっかりと加齢臭対策をするには、成分を見極めることが重要です。
加齢臭対策に効果的なボディソープの成分
では、加齢臭対策に効果的なボディソープの成分には、どんなものがあるのでしょうか?
加齢臭に狙いをさだめて、しっかりと臭いの元を落とすことができる成分をご紹介していきます。
抗酸化成分
加齢臭の原因は、皮脂の酸化によって「ノネナール」という物質が発生することです。
男性は皮脂が多いので、その皮脂が酸化するのを防ぐことが、加齢臭対策には必要です。
そのためには、「抗酸化成分」が含まれたボディソープを選ぶことが効果的です。ボディソープに使われることが多い抗酸化成分は、以下の2つです。
- ポリフェノール……柿渋エキス
- カテキン……緑茶エキス
とくに、抗酸化作用が高い成分は「柿渋エキス」で、カテキンの約20倍も高い効果があると言われています。
消臭成分
加齢臭対策に効果的なボディソープは、消臭成分が配合されていることも大切です。加齢臭の元をしっかり消臭できなければ、加齢臭を抑えることはできません。
ボディソープに含まれていることが多い「消臭成分」は、以下の2つです。
- タンニン……柿タンニン
- 銀イオン
タンニンは、植物に含まれるポリフェノールの一種です。そのため抗酸化作用も高く、加齢臭対策にはオススメの消臭成分です。
また銀イオンは、殺菌・抗菌・消臭などの効果が高く、体臭予防によく使われる成分です。加齢臭以外にも、ワキガや汗臭の対策としてもオススメです。
臭いを吸着する成分
加齢臭対策に効果的なボディソープの成分は、臭いを吸着して落とす成分が配合されているものが良いでしょう。
臭いの元となる物質は、体内から発生するのですが、皮膚の表面に付着しているため、それを包み込んで落としてくれる効果が必要です。
臭いを吸着できる成分としては、「炭」や「ベントナイト」がオススメです。
炭は部屋の消臭などにも使われることが多く、空気中を漂っている臭いの元をキャッチして消臭してくれます。
また「ベントナイト」とは、粘土質で吸着性が高く、軟膏などに使われることが多い成分です。加齢臭をキャッチするには、効果的な成分と言えるでしょう。
殺菌成分・菌の繁殖を防ぐ成分
加齢臭対策に効果的な成分を選ぶなら、殺菌作用は外せないポイントです。菌の繁殖を防ぐこともできると、なお良いですね。
殺菌作用のある成分で、パッと思い浮かぶのは「アルコール(エタノール)」だと思いますが、刺激が強すぎて、肌を乾燥させてしまうためオススメできません。
以下の殺菌成分を選ぶと良いでしょう。
- 銀イオン
- ミョウバン
- クロロフィル
銀イオンは「消臭成分」でもありますが、殺菌作用も高く、アルコールのように肌を乾燥させるような刺激がないのが特徴です。
ただし、肌に合わない人もいるため、使ってみて合わないと感じたら、他のボディソープに変えるようにしましょう。
アルコールフリー・無添加
今ご紹介したように、アルコールは殺菌作用が高いのですが、肌を乾燥させて加齢臭を悪化させてしまう恐れがあります。
そのため、加齢臭対策のボディソープを選ぶなら、アルコールが含まれていない「アルコールフリー」を選ぶと良いでしょう。
また、肌に刺激を与えないためには「無添加」のボディソープがオススメです。
男性は、自分の肌が弱いという自覚が少なく、むしろ「スッキリさっぱり洗えるものが欲しい」と思ってしまう傾向があります。
でも、加齢臭が気になり始める頃の男性の肌は、意外と刺激に弱くなっている可能性が高いのです。
そのため、なるべく肌に刺激を与えないボディソープを選ぶことが大切ですよ。
無香料・ほのかな香り
加齢臭対策に効果的なボディソープの成分は、なるべく「無香料」をオススメします。
香りがついていると、お風呂上がりは良い香りがしますが、再び汗をかいて皮脂が出てきたときに、加齢臭と香りが混ざってしまい、異様なニオイになってしまうことがあるのです。
どうしても香りがついているほうが良いという人は、「ほのかな香り」がオススメです。たとえば、柑橘系などの「爽やかな香り」が良いでしょう。
保湿成分
加齢臭対策に効果的なボディソープの成分には、「保湿成分」も含まれているものを選ぶと良いでしょう。何度も言いますが、加齢臭の原因は「皮脂の酸化」です。
皮脂が増えるのは、男性ホルモンの働きによるものですが、肌が乾燥している場合も皮脂の分泌が増えます。
そのため、肌を保湿することで、皮脂の分泌を抑えることができると考えられます。
加齢臭対策に効果的なボディソープは、「ヒアルロン酸」や「セラミド」、「コラーゲン」や「アミノ酸」などの成分が配合されている物を選べば、保湿効果が高いでしょう。
加齢臭が発生する体の場所
加齢臭対策に効果的なボディソープの成分はわかりましたが、体のどこを洗えば、加齢臭を抑えることができるのでしょうか?
加齢臭が発生する場所をしっかり洗うことが、効果的な加齢臭対策になります。
- 首筋
- 耳の後ろ
- 背中
- 胸
- 脇の下
- おへそ
これらの場所は、「皮脂が多い」「臭いの強い汗が出る汗腺(アポクリン腺)がある」などの特徴があります。
基本的には、加齢臭は上に行くほど強くなると言われているので、「首筋」や「耳の後ろ」は、絶対に洗い残しのないようにしましょう。
加齢臭対策に効果的な洗い方
加齢臭対策をするなら、洗い方にも気をつけるポイントがあります。せっかく効果的なボディソープを使うのですから、その効果を最大限に引き出したいですよね。
では、正しい洗い方を見ていきましょう。
しっかり泡立てて、肌に刺激を与えない
加齢臭対策のための洗い方は、しっかりとボディソープを泡立ててから使うことです。
手で泡立てるのがむずかしい場合には、「泡立てネット」を使うと良いでしょう。数百円で売っているので、あると便利です。
なぜ、しっかりと泡立てる必要があるのかというと、肌に刺激を与えないためです。泡立っていないボディソープは肌に刺激を与え、肌との摩擦も引き起こします。
そのため、泡で洗うイメージで体を洗うのがベストですよ。
タオルでゴシゴシ洗わない
加齢臭対策のための洗い方は、タオルでゴシゴシこすらないことです。とくに「ナイロンタオルはNG」です。
ザラザラとして肌に刺激を与えるので、加齢臭が悪化することが考えられます。
できれば、「手で洗うのがベスト」。手が届かない背中などは、柔らかめのタオルを使うと良いでしょう。
ボディソープが残らないように、しっかり洗い流す
ボディソープを加齢臭対策で使うなら、肌に残らないように、しっかりと洗い流すことが大切です。
もしボディソープが肌に残ってしまうと、それが雑菌のエサになり、繁殖して加齢臭がきつくなります。
ボディソープは石鹸に比べて、お湯で洗い流しても残っている感じがしますよね。
どちらが良いというわけではありませんが、どちらを使っても、しっかり洗い流すことが大切です。
熱いお湯を使わない
加齢臭対策には、肌の乾燥を防ぐことも大切です。ボディソープで体を洗った後、お湯で洗い流すと思いますが、そのときは「熱いお湯を使わない」ことです。
熱いお湯を使うと、必要な皮脂まで落としてしまい、肌が乾燥しやすくなります。これは、シャンプーをするときの頭皮も、洗顔も同じです。
目安としては、40℃以上だとアウトです。肌にやさしいお湯の温度は、だいたい38~39℃くらいが良いでしょう。
ボディソープで加齢臭を完全に消すことはできるの?
そもそも加齢臭は、ボディソープで完全に消すことができるのでしょうか?
ボディソープによる加齢臭を消す効果は、どれくらいあるのか気になりますよね。
- 全身の臭い・ベタつきをケアできる
- 臭いを落とすことは可能だけど、予防することはできない
- 時間が経つと、ふたたび臭いが発生する
- 頭皮の臭いをケアできない
ボディソープで加齢臭を消すことはできますが、汗をかけば、また加齢臭が発生する可能性があります。
でも、効果的なボディソープを選べば、一時的にはかなりの効果が期待できるでしょう。
また加齢臭は、頭皮から臭いが発生することが多いので、「加齢臭対策に効果的なシャンプー」と併用すると、かなり臭いを抑えることができます。
そんな加齢臭は、「皮脂の酸化」が大きな原因です。では、ボディソープ以外で酸化を防ぐ方法はあるのでしょうか?
加齢臭対策は、体の中からも酸化を防ぐことが大事
加齢臭に効くボディソープを選べば、かなり効果的な対策になりますが、ボディソープだけで完全に加齢臭をなくすことはできません。
加齢臭対策には、体の中から酸化を防ぐことも大事なのです。それは、どんな方法なのでしょうか?
加齢臭の原因になる食事を見直す
体の中から酸化を防ぐ方法は、加齢臭の原因になる食事を見直すことが大切です。
加齢臭の原因になるのは、「高脂肪の食べ物」や「食品添加物が多い食べ物」です。
マーガリンなどの「トランス脂肪酸が多い食べ物」は、とくに体を酸化させる原因になると言われています。
これらをなるべく食べないようにして、抗酸化作用の高い食べ物を積極的に摂るように心がけましょう。
抗酸化作用の高い食べ物を食べれば、体内にたまった活性酸素を除去し、皮脂が酸化するのを防いでくれます。
抗酸化作用の高い食べ物は、「ポリフェノール」や「ビタミンACE」が代表的です。アンチエイジング(老化防止)の効果があることで知られていますね。
また、「亜鉛」や「セレン」などの「ミネラル」も効果的です。
オススメの食べ物は、アーモンド・ごま・アボカド・トマト・バナナなどです。あまり知られていませんが、バナナは抗酸化作用が高いので、かなりオススメです。
体の酸化を防ぐ生活習慣にする
体の酸化を防いで、加齢臭対策をするには、生活習慣を改善することも大事です。
気をつけたいのは、「ストレス」「睡眠不足」「肥満」「アルコールの飲みすぎ」「タバコ」などです。
これらは活性酸素を増やし、皮脂が酸化する原因になります。一度に全部改善するのは大変だと思いますので、少しずつ変えていきましょう。
まずは、タバコをやめて、肥満気味の体をダイエットすることから始めてみてはいかがでしょうか? 太っている人は、体臭がきつくなる傾向が高いようです。
加齢臭対策になるボディソープで臭わない男になる!
加齢臭に効果的なボディソープの選び方や洗い方などをご紹介しました。ボディソープだけでなく、生活習慣も一緒に改善することで、かなり加齢臭を予防することができますよ。家族や恋人、職場の人にクサイと思われないような、臭わない男を目指しましょうね。