目元のしわの原因と改善方法
あなたの第一印象を決めるのは、何といっても「顔」。女性なら「いつまでも若々しく見られたい!」と願うものですよね。
顔の中で年齢が現れやすいのは、「目元のしわ」と「口元のたるみ」だと言われています。いくらメイクをバッチリしても、「しわ」や「たるみ」があると、老けて見てしまいますよね。
いつまでも若々しく見られるために、今回は、その1つである「目元のしわ」の原因と改善方法についてご紹介します。
目次
目元のしわはスキンケアで改善できるの?
目元にしわができると、ファンデーションがスジになったりして困りますよね。また目の下は乾燥しやすいので、ファンデーションがキレイに塗れなかったり、クマができたりと、何かと厄介な場所です。
そんな目元のしわは、自宅でのスキンケアだけで改善できるのでしょうか? 安心してください。
目元にしわができる原因がわかれば、毎日のスキンケアで、少しずつ改善していくことができます!
目元の皮膚はとってもデリケートなので、丁寧にスキンケアを行えば、目元にハリと輝きが戻りますよ。
目元のしわの原因とは?
顔の他の部分にはしわができていないのに、目元にしわができやすいのは、なぜなのでしょうか? それは、「目元の皮膚がとても薄く、刺激を受けやすいから」です。
人間は毎日のように2万回程のまばたきをしていますので、その疲労だけでもしわの原因となります。それに加えて乾燥していたり、こすったりすると、目元にしわができやすくなります。
- 紫外線や生活習慣による乾燥
- 加齢によるコラーゲンなどの減少
- 摩擦による刺激
- まばたきや表情による疲労・血行不良
目を酷使している人は、目の疲れによって、とくに目の周りの血行が悪くなります。すると、キレイな肌に生まれ変わるための「肌のターンオーバー」が乱れ、目元のしわの原因になってしまいます。
また、目元にしわができるのは、加齢による「たるみ」が原因の場合も多いです。皮膚にハリがなくなることで、肌がたるんでしまいます。すると、皮膚がピンと張った状態でなくなるため、しわが寄ってしまうのです。
この「たるみ」を改善するためには、スキンケアの他に、「表情筋を鍛えるエクササイズ」も効果的です。
目元のしわを改善する方法
目元のしわの原因は、おもに「乾燥」と「血行不良」でした。そこで、目元のしわを改善するには、「保湿」と「血行改善」が有効なケア方法となります。では、目元のしわの改善方法を3つご紹介します。
目元の血行を良くするマッサージ
目元のしわを改善するには、血行を良くするための「目元のマッサージ」が効果的です。
とはいえ、目元の皮膚はとてもデリケートなので、決して強くこすらないようにしてください。クリームなどをつけて、滑りが良い状態で、ごく軽い力でマッサージしましょう。
マッサージする順番は、以下の通りに中指をやさしく滑らせましょう。
- 眉頭から眉尻へ
- 目頭から目尻へ(目の上側)
- そのまま目尻から目頭へ(目の下側)
とくに目の下側をマッサージするときは、しわになりやすいの注意してください。目尻を指で押さえて、反対の中指でマッサージすると、皮膚が引っ張られにくいです。
目元のしわに効くツボ押し
画像:頑固な目の疲れがスッキリ!疲れ目を自分で解消する方法 – リクナビNEXTジャーナル
画像をお借りした「リクナビNEXTジャーナル」の記事にも書いてあるように、目元のツボ押しは、しわの改善だけでなく、疲れ目の解消にも効果的です。スマホやパソコンを長時間使っている人は、目の疲れが原因で目元にしわができる場合も多いです。
目の周りの血行を良くして、しわと疲れ目を改善させましょう。
攅竹(さんちく)
眉頭にあるツボで、疲れ目や目尻のしわの改善に効果的です。
魚腰(ぎょよう)
眉毛の真ん中のすぐ下にあるツボで、目のしわを改善したり、顔色を明るくする効果があります。
絲竹空(しちくくう)
眉尻にあるツボで、目尻のしわや顔のたるみ改善に効果的です。
承泣(しょうきゅう)
目の下の真ん中(眼球の真下)にあるツボで、目のたるみやクマの解消に効果的です。
晴明(せいめい)
眉間のすぐ下にあるツボで、目元にふっくらとしたハリを蘇らせてくれる効果があります。疲れ目にも効果的。
太陽(たいよう)
こめかみにあるツボで、まぶたの腫れやむくみの解消に効果的です。また、疲れ目や老眼の改善にも効果があると言われています。
これら6つのツボが、目元のしわ、眼精疲労、血行促進などに効果的です。目元はとてもデリケートな場所なので、あまり強く押しすぎないように注意してください。中指の腹で、ゆっくりと押しましょう。
目元のしわの改善に効果的な「アイクリーム」を塗りながら、やさしく押すのも良いでしょう。
目元の乾燥を防ぐ保湿ケア
目元のしわを改善するには、乾燥を防ぐ保湿ケアが重要なポイントとなります。保湿効果の高い「セラミド」が配合された化粧水を使って、保湿パックをすると良いでしょう。
化粧水で保湿パック
- 洗顔後に化粧水をつけます。
- 目元を中心に、顔全体を保湿しましょう。
- コットンにセラミド配合の化粧水を染みこませ、目元にパックします。(2~3分間)
目元に化粧水パックをしたら、美容液や乳液で肌を整えます。その後に、アイクリームで栄養成分を与えましょう。
とくに加齢とともに減少する「コラーゲン」「ヒアルロン酸」が配合されたアイクリームや、コラーゲンやエラスチンの生成を助ける「ビタミンC誘導体」「レチノール」などが配合されたアイクリームが効果的です。
目元のしわを改善するアイクリームの選び方と使い方
目元にしわを改善するには、アイクリームが必須です。では、アイクリームの選び方と使い方をご紹介します。
保湿&栄養補給
アイクリームの選び方は、目元のしわを効果的に改善してくれる成分に注目して選ぶのがポイントです。目元が乾燥して、ハリが失われるのは、「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」、「エラスチン」などが加齢とともに減少するからです。この失われた成分を直接補給するのが効果的です。
また、コラーゲンの生成をサポートしてくれる「ビタミンC誘導体」や、エラスチンを修復してくれる「レチノール」が配合されているアイクリームなら、根本的に目元のしわを改善して、肌にハリを与えてくれます。
伸びの良いクリームで摩擦を最小限に
目元の皮膚はとても薄く、ほかの部分よりもデリケートです。そのため、できる限りこすらないようにするのがポイントです。アイクリームを塗るときは、なるべく力を入れずに塗るようにしましょう。
そのためには、伸びの良いアイクリームを使うのがポイント。伸びが良ければ力を入れずに塗れますし、皮膚の摩擦を最小限にすることができます。
アイクリームの上から温めると浸透しやすい
アイクリームが浸透しやすくするには、温めて柔らかくすることがポイントです。アイクリームの温め方を3つご紹介します。
- 塗る前に手の上で温めてから、目元に塗っていく
- アイクリームを塗った後に、手を当てて温める
- アイクリームを塗った後に、蒸しタオルで温める
目元を温めると、目元の血行が良くなり、目の疲れの改善にも効果的です。
蒸しタオルで温める場合には、ビニール袋やラップに包んで肌に当てるようにしましょう。濡れたタオルを肌に当てると、逆に乾燥してしまうのでご注意ください。
目元のしわを改善して、ピンとハリのある素肌へ
目元のしわを改善するクリームの選び方と、つぼ・マッサージの方法をご紹介しました。目元の皮膚はデリケートなので、絶対に力を入れないように注意してくださいね。
目元の血行を促進し、保湿しっかりおこなえば、ピンとハリのある素肌に蘇ることができるでしょう。若々しい目元は、アイクリームとつぼ・マッサージで実現させましょうね。