我慢しない食事制限でストレスを溜めない!
食事制限をしていると、好きなものを我慢するストレスや、空腹によるストレスが溜まりますよね。
ストレスがたまり過ぎるといつか我慢の限界になり、途中でダイエットをやめてしまう人も少なくありません。
ストレスは、食事制限の大敵なんです!
そこで今回は、ストレスを溜めないダイエット方法についてご紹介します。食事制限でストレスを溜めないコツを知って、ダイエットを上手に続けていきましょう!
目次
食事制限でストレスが溜まる理由
ダイエット中は、些細なことでもイライラしやすく、生活に支障をきたすこともあります。そもそも、なぜ食事制限をするとストレスが溜まるのでしょうか? 食事制限でストレスが溜まる理由について見ていきましょう。
空腹を我慢するストレス
食事制限でストレスが溜まる1番の原因は、「空腹」を我慢していることです。
食事制限は痩せるために行うので、やはり食事を減らす人が多いですよね。食事の量が減ると今までよりも満腹感がなくなり、食欲を満たすことができなくなります。
人間の欲求の中でも強い欲求である「食欲」を我慢するわけですから、それだけ大きなストレスが溜まってしまうのです。
カルシウム不足によるストレス
食事制限で食事の量が少なくなると、栄養不足になりやすくなります。その中でもストレスに関係しているのが「カルシウム」。
カルシウムが不足するとイライラしやすくなり、食事制限によるストレスが溜まりやすくなってしまうのです。
カルシウム以外にも、「ビタミンC」や「亜鉛」が不足することで、ストレスへの抵抗力が低下してしまいます。
するとストレスは溜まる一方だし、ストレスへの耐性もなくなってしまうので、精神的なダメージは大きくなります。メンタルがボロボロの状態でダイエットを続けるのは、かなりむずかしいでしょう。
思いどおりに痩せないストレス
食事制限で食事の量を減らしているのに、思い通りに痩せられないと不安になりますよね。大好きなものを我慢して、食事量も減らして頑張っているのに、体重が減らないとイライラします。
このような不安やイライラがストレスになり、ダイエットを続けられなくなる人が多いんです。
さらに、運動嫌いな人が運動を取り入れたダイエットしている場合、何重にもストレスが重なり、ストレスはマックスになります。
「こんなに頑張っているのに、なぜ痩せないの?」と泣きたくなってしまいますよね。このような精神状態では、ダイエットを続けることができないでしょう。
ストレスを溜めない食事制限ダイエットの方法
食事制限でストレスが溜まると、そのストレスがいつか限界になり、暴飲暴食してしまう危険がありますよね。
一度くらいなら取り戻せますが、暴飲暴食をした時点で罪悪感にさいなまれ、メンタル的に「あきらめモード」になってしまう人が多いのではないでしょうか?
そのため、はじめからストレスを溜めない食事制限ダイエットをすることが大切です。では、ストレスを溜めない食事制限ダイエットの方法について見ていきましょう。
食事制限より食事内容を見直す
ダイエットをする上で「食事」は大切なポイントですが、実は、食事を減らすことだけがダイエットではありません。食事量を減らすことがストレスになるなら、食事内容を見直してみましょう。
栄養バランスが整った質の良い食事に変えることで、無理に食事量を減らさなくてもダイエットを成功させることができます。
たとえば、糖質は白米ではなく玄米に変えることで、食物繊維やビタミン・ミネラルなどをバランス良く摂ることができます。
食物繊維が豊富な根菜類や海藻類、キノコ類をたくさん摂れば、満腹感があるので食事に満足できるようになります。おまけに便秘も解消してくれるので、食物繊維は食事制限の強い味方になってくれますよ。
週に1回くらい好きな物を食べる
食事制限でダイエットをすると、「好きな物をすべて我慢しなきゃ!」と思ってしまいますよね。でも、それでは大きなストレスが溜まり、ダイエットを続けられなくなってしまいます。
そのため、週に1回くらい好きな物を食べて良い日をつくりましょう。
スイーツが好きな人は、脂肪がつきにくい「午後3時頃」に食べると太りにくくなります。食事で好きな物が食べたい人は、ランチで好きな物を食べれば、食べた物を消費しやすいのでオススメです。
このように、好きな物を食べる「ご褒美デー」をつくることでストレスが軽減され、リバウンドのリスクも低下しますよ。
間食には「ゆで卵」を食べる
ダイエットには、タンパク質の摂取が不可欠ですが、食事を減らすだけの食事制限をするとタンパク質が不足しがちになります。タンパク質が不足すると太りやすくなるので、十分にとることが大事。
そこでオススメなのが「ゆで卵」。ゆで卵は、良質なタンパク質が豊富な食べ物で、しかも満腹感を得られるメリットもあります。
お腹が空いたらアメやチョコをひとくち食べるよりも、ゆで卵を食べたほうが満足感があります。同じくコンビニで買える食べ物なら「サラダチキン」もオススメ。
ダイエット中の食事はタンパク質を中心に摂り、それに糖質や脂質をプラスして栄養バランスを整えましょう。
運動後は栄養補給をする
運動も取り入れたダイエットをしている人は、運動後に食べると努力が水の泡になってしまうような感覚になりますよね。でも実は、逆なんです。
筋トレなどの運動をすると、筋肉をつくるために体のシステムが作動します。このときに栄養補給をすることで、効率よく筋肉をつくることができるのです。
筋肉が増えれば代謝がアップして、痩せやすくなりますよね。そのために必要なのは、やはりタンパク質。運動後に素早く栄養補給をするなら「プロテイン」がオススメです。
ただし、プロテインだけでなく、栄養バランスの良い食事も取り入れることでダイエットが成功しやすくなりますよ。
朝の散歩でセロトニンを増やす
運動をすることは、ストレスを軽減することにつながります。その中でも、朝の散歩がオススメ。散歩くらいなら、運動が嫌いな人でもはじめやすいですよね。
朝の散歩にはセロトニンの分泌を増やす効果があり、ストレスを軽減するのに役立ちます。
セロトニンとは「幸せホルモン」と呼ばれる物質で、ストレスの軽減に欠かせないホルモンです。
セロトニンを増やすには、朝日を浴びることと、一定のリズムを刻む「リズム運動」をすることが大事。歩くことがまさにリズム運動なので、朝の散歩はセロトニンを増やすのに最適な運動なんです。
朝の散歩でストレスが軽減されれば、食事制限によるストレスも解消できますよ。
ガムを噛む
リズム運動によってセロトニンの分泌が増えると言いましたが、実は、ガムを噛むこともリズム運動の1つなんです。
ガムを噛むことは空腹を紛らわせる効果もあるため、空腹によるストレスを軽減するには、ガムを噛むことがオススメです。
ストレスに効く食材を摂る
ストレスの耐性をつくるセロトニンは、「トリプトファン」という栄養素によってつくられます。トリプトファンは「バナナ」や「大豆製品」に含まれていて、セロトニンの分泌を増やし、ストレスを軽減してくれます。
バナナや大豆製品には食物繊維やカリウムも豊富に含まれているので、ダイエットに最適な食材。食前に食べることで満腹感が得られ、食事の食べ過ぎを防ぐことができるでしょう。
ストレスを溜めないで食事制限するなら無理は禁物!
食事制限でダイエットをするなら、無理をせず、ストレスを溜めないことが大切です。早く痩せようと無理な食事制限をすると、イライラしやすくなってストレスが溜まりますよね。それではダイエットを続けられなくなるので、空腹がつらいときは間食を摂り、できるだけ満腹感のある食べ物や栄養バランスの良い食事を摂りましょう。
セロトニンを増やすこともストレス軽減に効果的なので、ぜひ朝の散歩も取り入れてストレスフリーなダイエットを実現させてくださいね!