バストの形をキレイにしたい!
ツンと上向きのバストになりたい!
女性なら誰しも、そう願いますよね。
しかし年齢とともにバストの位置が下がってきたり、ハリがなくなってきたりと、悩みは尽きないもの。
そんな悩みを解決してくれるのが、肩甲骨のストレッチです。
肩甲骨ストレッチをすると、バストの血行が良くなり、バストにハリをもたせてくれます。
今回は、肩甲骨ストレッチの1つである「肩甲骨はがし」でバストアップする方法をご紹介します。
誰でも簡単にできるストレッチで、キレイなバストを取り戻しましょう。
目次
肩甲骨はがしのバストアップ効果
デスクワークをしている人や、猫背になりやすい人は、肩甲骨が硬くなっている可能性があります。
肩甲骨が硬くなると血行が悪くなり、バスト周辺の血行まで悪くなります。
すると、バストに必要な栄養が届きにくくなり、バストダウンの原因になってしまうことも。
そこで効果的なのが、「肩甲骨はがし」です。
肩甲骨はがしは、肩甲骨のまわりを柔らかくほぐし、血流をアップさせます。
肩甲骨が柔らかくなるとバスト周辺の血行も良くなり、バストにハリを持たせてくれるのです。
バストの位置が下がってきたり、ハリがなくなってきたりした人は、肩甲骨はがしをすることでバストアップ効果が期待できるでしょう。
あなたの肩甲骨の状態をチェック!
では、あなたの肩甲骨は硬くなっているのか、ここでチェックしてみましょう。以下に肩甲骨のチェック方法をご紹介します。
肩甲骨をつかめるかチェック
- 右手で右の肩甲骨をつかみます。肩甲骨の背骨側のくぼみに、親指を入れてつかめますか?
- 反対側も同様にやってみましょう。
肩甲骨をつかむには、腕や肩が柔らかくないとつかめないですよね。そもそも手が、肩甲骨まで届くかどうかもチェックポイントです。
背中で両手を握手できるかチェック
- 右手を肩の上から背中に回します。
- 左手を腰に回し、右手の指をつかみます。肩甲骨が柔らかい人は、握手することもできます。
- 反対側も同様にやってみましょう。
どちらかだけ硬い場合もあります。どちらも同じくらい柔らかいかチェックしてみましょう。
背中で合掌できるかチェック
- 両手を背中に回します。
- 小指を背中にくっつけて、合掌のポーズをします。
- 手のひら全体がくっつきますか?
このポーズをするだけでも、肩甲骨ストレッチの効果があります。
背中で腕を引っ張る
ここまで、どれもできなかった人は、最終チェックです。これができなかったら、かなり肩甲骨が硬くなっているかもしれません。
- 右腕を後ろに回し、肘を曲げて手の甲を腰に当てます。
- 左手で右手首をつかみ、真横に引っ張ります。
- 反対側も同様にやってみましょう。
「腕を背中に回すだけで痛い」「腕を引っ張ると痛い」という人は、肩甲骨が固まっています。これからご紹介するストレッチで柔らかくほぐしてあげましょう。
肩甲骨はがしストレッチのやり方
では、いよいよ肩甲骨はがしのストレッチ方法をご紹介していきます。
肩甲骨はがしとは、硬くなった肩甲骨の筋肉をほぐして、柔らかくするストレッチ方法のことです。
道具は不要で、自宅で簡単にできるので、ぜひ今日からやってみてくださいね。
肩甲骨をハの字にする「くねくねヘビ体操」
- 立って両手を前に伸ばし、手の甲と甲をくっつけます。手のひらは外側を向き、親指は下です。
- そのまま手をクロスさせて、手のひら同士をくっつけて手を組みます。
- そのまま上に上げて、できる人は頭より後ろまで持っていきます。
- その状態のまま左に5回転、右に5回転まわします。腰が動かないように、肩だけを動かす感じです。
これを3セット繰り返しましょう。
※参考:学校では教えてくれないそこんトコロ!で放送
肩甲骨を開く「ワシ体操」
- 右手を前に伸ばします。右手の肘の下に、左の肘がくるように交差します。
- そのまま腕をクロスさせて、親指が自分の方に向いたまま手のひらを合わせます。右手のひらに、左手の4本指がくっついた状態です。
- そのままの状態で上に上げていき、上体を少し後ろに反ります。
- 5秒間キープします。
反対側も同じようにやってみましょう。3セット繰り返します。
普段はあまり伸ばさない場所がストレッチされ、とても気持ちいいと感じるでしょう。肩がスゥーっと感じるはずです。
超簡単な肩甲骨はがし
- 立った状態で肩幅に足を開き、両手を後ろで組みます。
- そのまま腕を上げて、肩甲骨をくっつけます。腕を上げたところで10~20秒キープします。
- 次に、イスに座り、右手を左膝に、左手を右膝に置きます。
- そのまま膝を開いていき、肩甲骨を広げて10~20秒キープします。
- ここまでを3セット行ってみましょう。
肩甲骨をギュっとくっつけたら、次に、肩甲骨を開くストレッチです。
この両方をセットで行うことで、効果的な肩甲骨はがしになります。
簡単なストレッチなので、まずはこれからやってみましょう。
肩甲骨が硬い人でもできるストレッチ
肩甲骨が硬い人でも簡単にできるストレッチをご紹介します。
- 四つん這いになります。
- 両手を床につき、手で三角形をつくります。
- 膝だけつけて、膝から下を上に上げます。
- そのまま肘を曲げて、腕立て伏せのような体操を10回くり返します。
これは、バストの上側の筋肉を鍛えるエクササイズですが、同時に、肩甲骨ストレッチの効果も得られます。
背中が丸まらないように気をつけながら、やってみましょう。
ヨガのポーズで「肩甲骨ストレッチ」
- 床に仰向けになり、お尻の下に両手を入れます。
- 両肘が背中の真下に来るように、両腕を体の下に入れます。
- 肩甲骨を内側に寄せるイメージで肘を立て、腕の力で上半身を持ち上げます。
- ゆっくりと呼吸をくり返し、30秒キープします。
- ゆっくりと体勢を元に戻します。
このストレッチは、ヨガの「魚のポーズ」です。
魚のポーズは頭が床についた状態で行いますが、首に負荷がかかると危ないので、肘でしっかりと上半身を支えましょう。
上半身を持ち上げたときに、胸がしっかりと開いていることを意識すると、バストアップ効果が高まります。
肩甲骨の動きに関わる「肩甲挙筋ストレッチ」
- 正面を向き、頭を左に倒します。左耳と左肩をくっつけるイメージで30秒キープします。
- 反対側も同様に行います。
- 左右交互に3セット行いましょう。
肩甲挙筋とは、肩甲骨と頸椎(首の骨)をつなぐ筋肉のことです。
この筋肉が硬くなっていると肩甲骨が動きにくいので、思うように腕が上がらないことがあります。
肩甲挙筋をストレッチすることで、肩こりや首こりを解消するとともに、バストアップ効果も得られます。
寝たままできる「肩甲骨はがし①」
- 横向きに寝て、下の手を頭の下に入れます。
- 膝は軽く曲げて、楽な姿勢をとります。
- 上の手を上げていき、手のひらは正面を向けます。
- そのまま頭の上まで持っていきましょう。その状態で30秒キープします。
- ゆっくりと元の位置に戻します。反対側も同様に行います。
寝たままできる「肩甲骨はがし②」
- 上記の肩甲骨はがし①と同じ体勢になり、上の手を上げていきます。
- 手のひらを正面に向けて真上まで持っていき、腕を後ろに引きます。このまま30秒キープします。
- ゆっくりと戻します。反対側も同様に行います。
肩甲骨がほぐれるのはもちろん、胸のストレッチ効果もある肩甲骨はがしです。
肩甲骨と胸を同時にストレッチできるので、とても効率的なストレッチです。
肩甲骨を下に動かすストレッチ
- 両腕を左右に広げ、手のひらを上に向けます。
- 両肘を曲げながら、ゆっくりと後ろに引きます。この動きによって肩甲骨を下に動かします。
- 肩甲骨が下がった状態で5秒キープし、戻します。
- 10~20回くり返しましょう。
肩甲骨はがしは、基本的には肩甲骨をくっつける動きが多いですが、このストレッチは肩甲骨を下げるストレッチです。
肩甲挙筋と僧帽筋と呼ばれる背中の筋肉を、ストレッチする効果があります。
僧帽筋とは、首から背中に広がっている筋肉のことで、姿勢が悪い人はこの筋肉が硬くなりやすいです。
しっかりほぐして血行を良くしてあげましょう。
肩甲骨を上下に動かすストレッチ
- 両手を上げて肘を伸ばし、手のひらは内側に向けます。
- そこから肩甲骨をくっつけるイメージで肘を曲げ、手のひらを外側に向けます。
- これをリズミカルにくり返します。
肩甲骨を伸ばすストレッチも効果的ですが、肩甲骨をリズミカルに動かすことも血流アップに効果的です。
まとめ
バストアップ効果のある「肩甲骨はがし」についてご紹介しました。
肩甲骨は普段の生活ではあまり動かさない場所なので、意識的に動かしてあげないと筋肉がこり固まって、様々な不調を引き起こしてしまいます。
肩甲骨はがしはバストアップ効果があるのはもちろん、多くの人が悩んでいる「肩こり解消」にも効果的です。
今回ご紹介したストレッチで肩甲骨やバスト周辺の血行を良くしていきましょう。
バストのハリがよみがえり、ツンと上向きのバストを手に入れられますよ。