自分磨き

本を読む人と読まない人の違いとは?読書すると人生が変わる!

本を読む人と読まない人では、その人生にあきらかな差が出ます。

それは、「本を読んだほうが頭が良くなる」というだけでなく、生き方や考え方まで違ってくるのです。

つまり、読書すると人生が変わるといっても過言ではありません。

「本を読んだくらいでそんな大袈裟な」と思うかもしれませんが、これは紛れもない事実。

そこで今回は、本を読む人と読まない人の違いについてご紹介します。

読書する人だけに見える特別な世界を、あなたも見に行きましょう!

本を読む人と読まない人の違いとは?

本を読む人と読まない人の違いは、あらゆるところに表れます。本を読む人であっても、今までに読んだ本の量や、読書習慣を継続した期間によっても差が出てくるのです。では今回は、本を読む人と読まない人の差について見ていきましょう。

年収

本を読む人と読まない人では、年収に差が出ると言われています。

その理由は、成功者の思考パターンを真似してみたり、本で読んだ知識を整理して生活に取り入れたりするからです。

つまり、本で読んだことを実際にアウトプットしているということ。

だから、ただ本を読むだけではダメで、読んだことを実践してみないと年収が上がることはないでしょう。

知識量・情報量

本を読む人は、読まない人に比べて知識量や情報量が圧倒的に多いです。

本を読むと、他のツールから情報を得るよりも、はるかに多い情報量を得ることができるからです。

たとえば、ネットの情報はスピードと鮮度が命。そのため、広く浅い情報が多いです。
読んでいる人も、暇つぶしや短時間でサクッと必要な情報を得ることが目的なので、丁寧な説明は求めていません。

それに対して本は、腰を据えてじっくり読むもの。お金を払って読んでいることも多いので、価値の大きさも違います。

深く掘り下げて解説してくれる本が多いので、本は他のツールよりも情報量が多いのが特徴です。

だから、本を読む人と読まない人とでは、知識量や情報量に圧倒的な差ができるのです。

視野の広さ

本を読む人は、物事を1つの視点から見るのではなく、多角的に見ることができるため視野が広くなります。

なぜなら、本には著者の価値観や思考が多く書かれているため、他人の世界観を自分の生活に落とし込み、自然と世界観を広げることができるからです。

しかし、本を読まない人は自分本位の考え方しかできず、視野が狭くなりがち。

多様な価値観を理解できないので、相手の気持ちを考えることができずに人間関係に衝突が生じることもあるでしょう。

そうなると、一緒に働いている同僚や友人、家族との関係がうまくいかなくなり、充実した人生を送れなくなる恐れすらあります。

そう考えると、読書は人生にとって重要な習慣の1つなのかもしれません。

共感能力

視野を広げて相手の気持ちを考えると、相手に共感できるようになります。これは、本を読むことで他人の体験を自分の体験のように感じられるからです。

このような疑似体験をすることで、「これをしたら、こんな気持ちになるんだな」と知ることができます。これが人の気持ちを考えるキッカケになり、共感能力が高まるのです。

共感能力が高まれば、同僚や友人との人間関係だけでなく、恋愛関係や夫婦関係でも良好な関係を築くことができるでしょう。

「読書が好きな人は、文章もうまく書ける」とよく言われますが、その理由は、この共感能力が磨かれることが関係しているのではないでしょうか?

会話力・文章力

本を読む人は日頃からたくさんの文章に触れているので、会話力や文章力が身につき、本を読まない人と大きな差が生まれます。

どんな本でも良いのですが、たとえば小説を読んでいる人なら表現力が豊かになり、情緒ある文章や言葉選びができるようになります。

また、実用書やノウハウ本を読んでいる人なら、論理的な話し方や書き方ができるので、わかりやすい文章をつくる能力が高まります。

どんな仕事でも人と接する機会があるため、会話力が高まれば仕事上のスキルも上がって収入にも差が出てくるでしょう。

文章力もどんな仕事にも必要なスキルの1つなので、上達すればするほどメリットは多くなります。

考え方・行動力

本を読む習慣が身につくと、本の内容を「要約する能力」が磨かれいきます。すると、自分に必要な情報と不要な情報を見分けることができるようになります。

要約する能力とは、「この本は何が言いたいのか?」を素早くキャッチできる能力のこと。これができれば、考え方や行動力に差がつきます。

たとえ読書習慣があっても、大量の情報に惑わされていると本の内容をうまく活かすことができません。

しかし、要約する能力があれば、不要な情報に惑わされることによって起こる「迷い」や「時間のロス」がなくなるのです。

迷いがなくなると決断力も高まり、人生をより良くしていくことが可能になります。

人生は選択の連続なので、正しい決断をすることはとても重要。その決断によって人生が大きく変わることも少なくありません。

決断力を磨くためにも、読書は必要なスキルといえるでしょう。

思考力

本を読む人は、本の内容を理解するために色々なことを考えながら読み進めていく人が多いです。そのため、本を読まない人よりも思考力が高まります。

自分の考えを整理することも上手になり、自分の意思で行動をコントロールできるようになります。

行動をコントロールできれば、人生もコントロールできるようになります。

また、本に書かれていることを実際に活用することで、トラブルや問題を解決する能力も高まるでしょう。

思考力を鍛えると、物事の全体像を把握することが上手になったり、先の予測などもできるようになったりするため、臨機応変に行動することができるのです。

ただし、本を読んでも文章を追っているだけで、何も考えない人は思考力を鍛えることはできません。

本を読む人と読まない人では「顔つき」にも差が出る?!

本を読む人と読まない人では、なんと「顔つき」まで違ってくると言われています。

どう違うのかというと、本を読む人は知的で自信に満ちた顔つきをしているのです。

なぜ本を読むだけで、顔つきまで変わってしまうのでしょうか?

それは、本を読むことで知識が増えると、今まで見えなかったものが見えるようになり、自分に自信がついてくるからです。

自分に自信がつくと目力のある顔つきになり、男性はカッコよく、女性は美しく見えるようになります。

凛とした雰囲気が自然とかもし出されるようになるので、異性にもモテるようになるでしょう。

読書すると人生が変わる理由

本を読むとさまざまな知識を吸収し、今まで知らなかったことを知ることができます。そうすると、見えている世界や、存在するものに対する認識が変わってきます。

つまり、読書すると今まで見えなかった世界が見えるようになるのです。この体験は、まさに人生が変わるほど衝撃的。

たとえば、本を読むことで自分や友人、家族にはない価値観を知ることができ、それを吸収することが簡単にできます。

ふつうなら出会えないような人の話が聞けて、その人の考え方や価値観を取り入れることもできるのです。

そうやって本で読んだことを実践していけば、実際に自分の人生が変わることも少なくありません。

知らなかったことを知り、思考や行動が変われば身の回りで起きる出来事も変わります。そのため、どんどん人生が変わっていくでしょう。

人生に差をつける読書習慣の続け方

今までほとんど本を読まなかった人も、まだ間に合います。これから読書習慣を身につければ、人生に差をつけることも可能です。でも、今まで本を読まなかった人が、いきなり読書を続けるのは大変ですよね。そこで、読書習慣を続ける秘訣について見ていきましょう。

「忙しい」を言い訳にしない

仕事や家事などで忙しいと、なかなか本を読む時間が取れないですよね。しかし意外なことに、「多忙な人ほど本を読んでいる」という統計があるそうです。

つまり、忙しいというのは、本を読まない言い訳にはならないということ。痛いところを突かれましたね。

日頃から本を読む人は時間の使い方が上手なので、どんなに忙しくても、ちょっとしたスキマ時間で読書を楽しみます。

時間ができたときにスマホをダラダラ操作している人は今すぐやめて、本を手にとってみてはいかがでしょうか?

自分の価値観に偏った本ばかりチョイスしない

人は長く生きていると、自分の価値観をなかなか変えられなくなり、他人の価値観を受け入れられなくなるものです。

すると、日頃から本を読む人であっても、自分好みの本ばかりチョイスしてしまう傾向が出てきます。

それでは自分の価値観に偏りが出て、広い知識を得たり、視野を広げることができなくなってしまいます。

それどころか、自分の価値観に合う本しか読まなくなり、さらに視野を狭めてしまうことになるのです。

見たことがない広い世界を見に行くためには、ジャンルに偏りがないように、色々な本を読むことが大切です。

もちろん、その中に自分の好きな本も織り交ぜましょう。楽しくないと、読書を続けることはできません。

読解力を身につける

ほとんど本を読まない人でも、文章を読めない人はいません。よほど難解な文章ならば理解できないこともありますが、たいていの本に書かれている文章は理解できるはずです。

しかし、自分では正しく理解しているつもりでも、書かれている内容を、自分の都合の良いように曲解してしまうことは、実は良くあることなのです。

たとえば、書かれている内容の一部だけを抜き出して、SNSなどで批判する人がいますが、これは読解力がない人のやること。

文章全体を読めば、「なぜその言葉を使ったのか」を理解できるのに、言葉尻だけを取って批判する人があまりにも多いのです。

文章には「行間を読む」という作法もあるので、書いてある文字通りに理解しないこともあります。書いていないことを推測しながら読むこともあります。

これから読書を楽しもうとする人は、まずは、日本語を正しく理解する「読解力」を身につけることが重要だと理解しておきましょう。

読書する習慣をつくって視野を広げよう!

本を読む人と読まない人の差についてご紹介しました。本を読む人は、読まない人よりも広い世界を見ることができます。それは、自分だけの経験では知り得ることができなかった価値観や考え方などを吸収できるからです。

しかし、ただ本を読んだだけでは不十分。読んだことを実践することで視野がどんどん広がり、今まで見たことのない世界を見ることができるでしょう!