夢を叶えたい! 成功したい! と思うのは、自分の願いを実現させるため。
でも、他人の価値観に左右されて、本当の願いを見失っている人も多い。
「他人の価値観」を基準にした成功は、あなたが本当に欲しい成功とは限らない。
ここで一度、考えてみてほしい。
「あなたが本当に叶えたい夢は何か?」「どんな自分になりたいか?」
本当の「心の声」に耳をかたむけてみよう。
目次
流れに身をまかせて、波に揺られるように生きてみる
「夢を叶えたい」と思うものの、うまくいかなくてイライラする日々。
夢を叶えた人を見ては、自分との落差を感じて自己嫌悪のくり返し。
自分の欠点を見つけて克服することは大事だけど、自信のない状態ではたどり着けない場所がある。見えない景色がある。
夢を叶えた人にあこがれているだけでは、決して夢を叶えることはできない。何かを変えないと、何も変わらない。
これが、一般的な考え方。
でもね、本当に変わる必要があるのかな?
今の自分のままでは、本当に夢を叶えられないのかな?
迷ったときは流れに身をまかせて、波に揺られるように生きてみるのも悪くない。
ときには物事を深く考えず、流されるままに生きてみよう。
そうすれば、思いもよらない場所にたどり着けるかもしれない。
夢を叶える方法
がむしゃらに頑張ることだけが夢を叶える方法じゃない。
ときには、波に揺られるようにゆっくりと穏やかに進むことも必要。
それが「しなやかな心」を育て、魅力的な人格をつくる。魅力的な人は、夢を叶えるのが上手だ。
人に流されるのではなく、自然に流されてみる
夢を叶えるために、「流されない生き方」を貫いている人がいる。
流されない生き方とは、人の意見にまどわされず、自分が決めた道を貫くこと。
でも、自分が最初に決めたことを、最後まで貫きとおす必要はない。
人の意見にまどわされると混乱するけど、自然の流れに身をまかせてみるとうまくいくことも多い。
突然ひらめいたことをやってみたり、偶然目にしたことにチャレンジしてみたり。
人生は、偶然の積み重ね。
だから、肩の力を抜いて流されてみたら、あっという間にゴールにたどり着くことだってある。
とりあえず挑戦してみる
夢があるなら、とりあえず挑戦してみるといい。
余計なことを考えすぎると挑戦するのが怖くなってしまうから、とりあえずやってみればいい。
もし、途中でやりたくないと思えばやめればいいし、自分に向いていないと思えば他の何かを探せばいい。
いや、無理に探すこともない。夢がない人生だって、幸せに生きることはできる。
夢に挑戦してダメだったら、それがわかっただけでも人生において価値がある。
楽な道を選んでみる
試練が訪れたとき、人は必死に乗り越えようとする。
「試練とは、乗り越えるべきものだ」と思っているから。
たしかに、試練を乗り越えないと成長することはできない。
でも、まっすぐに進む必要はない。もし楽な道があれば、楽な道を選んでもいいんだ。
人は潜在的に、「楽な道を選んではいけない」と思っているが、むしろ、楽な道のほうが成功に近いことだってある。
だから、あえて楽な道を選ぶ勇気も、夢を叶える一歩になる。
マイナス思考を受け入れてこそ、真のプラス思考が手に入る
夢を叶えるためには、プラス思考で突き進むことが必要だ。
だから、多くの人はマイナス思考を排除しようとする。
たしかに、いつも前向きに生きている人は素晴らしいし、夢を叶えるパワーも持っている。
だけど、前だけを見ていると後ろから襲われることもある。ときには立ち止まり、振り返ることも必要だ。
自分のダメな部分を反省し、とことん落ち込む。マイナス思考を悪者にして目を伏せていては、見えないものや気づけない感覚があるから。
どんな物事にも「陰」と「陽」の側面があり、それは対になっている。つまり、どちらか一方だけでは成り立たないのだ。
だから、マイナス思考を受け入れてこそ、はじめて真のプラス思考を手に入れることができる。それが、夢を叶えるパワーになる。
過去にとらわれず、未来も深く考えない
「過去の失敗にとらわれず、未来だけを見ていこう」と言う人がいる。たしかに、夢を叶えるには必要なことかもしれない。
でも、未来のことばかりに気を取られていると、今が見えなくなってしまう。今が見えないということは、明日も見えていないということ。
そもそも、明日が絶対に来る証はない。それなのに、人は明日のことばかり考えて「今」を生きることを忘れがちだ。
もし明日死ぬとわかったら、今日という日を大切に生きるはずなのに。
今日を大切に生きている人は、後悔しない人生にするために今を真剣に生きている。
夢を叶えられる人って、そういう人なんじゃないかな。
過去にとらわれず、未来も深く考えない。今日を生きよう。今を楽しもう。
今の自分にしかできないことがある
過去の自分ではなく、未来の自分でもない。今この瞬間の自分にしかできないことがある。
昔の自分が失敗したことやできなかったことでも、今の自分ならできることがある。今の能力や環境があるからこそ、できることがある。これを「タイミング」と呼ぶ。
でも、夢を叶えるにはタイミングを待ちすぎるのも良くない。
今頭に浮かんだアイデアは、「今やりなさい」という神さまからのサインかもしれないから。
ときには直感を信じて、思い切って踏み出してみよう。夢を叶えるには、勢いも大事だ。
眠っている才能は開花されない
あなたがどんなに素晴らしい才能を持っていても、家の中でじっとしているだけでは、眠っている才能は開花されない。
「自分には才能がある」と信じていても、誰にも気づかれることはない。
美しい花を咲かせることもなく、つぼみのまま枯れ果ててしまう前に、才能を発揮できる場所を探しに行こう。
待っていても、チャンスが向こうから歩いてやって来るわけではないのだから。
こだわりを持たない
こだわりを捨てるのではなく、こだわりを持たない生き方もいい。
こだわりのある生き方はカッコイイけど、見方によっては不自由で、窮屈な生き方のようにも感じる。
こだわりを持たない生き方のほうが自由で、フットワークが軽い。それは、いつでも冒険できる準備が整っているということ。
だから、こだわりを持たない人のほうが、夢を叶える可能性が高くなる。
夢を叶えたいなら広い世界を見に行こう
毎日の生活に追われていると、自分が生きているすぐ目の前の世界しか見えない。もっと世界は広いのに。
知っているけど見たことがない世界は、知らないのと同じこと。世界とは、外国のことだけではない。自分がまだ知らない価値観や体験も含まれる。
そこには、人生を変えてしまうほどの美しい景色や感動が待っているかもしれない。逆に、目を覆いたくなるような辛い現実があるかもしれない。
どちらが良いとか悪いではなく、自然に流されるまま体験したことが、あなたの人生を魅力的につくり上げてくれる。
魅力的な人は、夢を叶えるのが上手だ。狭い世界でモヤモヤしていないで、いっそ広い世界で大ケガをしよう!