会社を辞めたいと、限界を感じる時ってありますよね。
ワタシが会社員だった頃は、毎日のように思っていたものです。
でもそこには、ある法則が隠れています。
仕事を辞めたいと思った時には、たいてい2種類の気持ちがあります。
まずは、そこから考えてみましょう。
そして、会社を辞めたい時にやるべきことと仕事を辞められない理由をみていきますよ。
目次
会社を辞めたいと思った時の2種類の気持ちとは?
会社を辞めたい!と思った時は、2種類の気持ちに分けられます。
1つめは、本当に会社を辞めたい時です。
仕事内容が合わないとか、人間関係がうまくいかないなど、本当に会社を辞めたいという気持ちがあるのです。
もしくは、他にやりたい仕事がある場合もあることでしょう。
2つめは、大失敗などをして逃げ出したい時です。
仕事でミスをして、周りから「デキない奴」と思われることが嫌なのです。
もしくは、誰か特定の人とモメてしまうなど、面倒な状況になった場合です。
でも仕事が嫌いでなければ、ミスはいつか挽回できます。
誰かとモメても、他の人とうまくいっていれば何とかなります。
張本人とも、いつか和解できるかもしれません。
つまり、会社を辞めたいと思う時は、「会社を辞めたい」か「現状から逃げ出したい」かの2種類に分かれるのです。
【会社辞めたい】限界がくる時の3つの法則
会社を辞めたい。もう限界だ。
そう感じる時には3つの法則があります。
おそらく多くの人は、この3つに当てはまるのではないでしょうか。
会社を辞めたい法則① 人間関係が煩わしい時
会社を辞めたい理由で一番多いのが、人間関係です。
仕事はある程度割り切れるけど、人間関係は割り切れないですよね。
会社を辞めたいというよりも、会社に行きたくないという出社拒否状態になることでしょう。
それが限界がくる理由です。
精神を病む前に、人生について考えてみると良いかもしれませんね。
仕事は人生の中で多くの時間を費やしますから、今後の人生を考える上でとても重要です。
会社を辞めたい法則② 将来のビジョンが見えない時
このまま今の会社にいても、将来の自分の姿が想像できないことがあります。
仕事を続けても、何の実りも成果もない場合には、もう限界だと感じることでしょう。
好きな仕事に就いている人なんて、確かに少ないです。
でも人生に実りが何もない仕事では、少々問題がありますね。
人生の目標を定めて、そこから逆算して今を考えてみると良いでしょう。
会社を辞めたい法則③ プライベートが充実していない時
会社を辞めたいと思う時、それはプライベートが充実していないことが多いです。
たとえば恋人と別れたとか、家族がうまくいっていないとか。
そんな時は、仕事でも限界を感じてしまいます。
でも誰もあなたの代わりにはなってくれませんから、自分でどうにか立て直すしかありませんよね。
一旦頭の中を空っぽにして、冷静に仕事とプライベートの問題と向き合うことをおすすめします。
不思議なことに、どちらか一方が解決すると、もう一方も自然と解決するものです。
仕事を辞められない3つの理由
仕事を辞められない3つの理由をご紹介します。
どれも良くあるパターンです。
でも本気を出せば、何かしらの仕事を見つけて生活することはできます。
辞めるか辞めないか、2つしか選ぶ道はありませんからね。
①会社を辞めたいと言えないから我慢する
仕事を辞められない理由は、会社を辞めたいと言えないからです。
上司に言えない状況かもしれませんし、家族に言い出しにくいのかもしれません。
そして結局、我慢してしまう。
我慢して何とか乗り越えられるなら良いのですが、どんどん状況が悪くなる場合もありますよね。
そうなる前に、自分で現状を変える努力をする必要があります。
そこまで思っているのなら、何かしら行動を起こすべきでしょう。
②会社を辞めさせてもらえないから神経をすり減らす
ブラック企業は、会社を辞めさせてもらえないと言います。
ワタシが以前勤めていた会社では、営業担当が上司につめられて、辞めたいと言っていました。
でも退職届を突き返されて、限界だったので無断欠勤をしたのです。
すると家まで来られて、家じゅうの電気を消して身をひそめていたんだとか。
「こんなことって、現実に起こるんだ」なんて、他人事だから深くは考えませんでしたけど。
そこまで神経をすり減らすなら、何らかの手立てはあるはずです。
一時的に実家のお世話になるとか、友人宅に居候するとか、妻に働いてもらうとか。
壊れる前に、何かしないといけませんね。
③生活する経済力がなくなるから安全な道を選ぶ
会社を辞められない理由は、生活する経済力がなくなるからです。
家族を養っている場合には、無理してでも会社にしがみつくしかない場合もあります。
でも辞めようと思えば辞められる環境なのに、安全な道を選んでしまう人もいます。
もう答えは出ていますよね。
本当は嫌だけど安全な道を選んだのなら、もう仕事を続けるしかないです。
それでも嫌なら安全を捨てて、リスキーな選択肢を取るしかないでしょう。
どんな状況でも、選んでいるのは自分です。
誰かに強制されているわけではありませんよね。
腹をくくるしかなさそうです。
会社を辞めたい時にやるべき3つのこと
会社を辞めたい時に、あなたはいきなり辞める派ですか?
今の世の中は、転職できないとは言いませんが簡単ではありません。
では、会社を辞める前に何をすれば良いのでしょうか。
①【会社を辞めたい】のか【仕事を辞めたい】のか見極める
会社を辞めたいと思った時は、会社を辞めたいのか、仕事を辞めたいのか見極めましょう。
もし「仕事は好きだけど会社を辞めたい」とか、「会社は悪くないけど仕事を辞めたい」ならば、もう一度じっくり検討してみる価値はあります。
仕事は好きだけど会社を辞めたいなら、もし転職して嫌な仕事だった場合に困ります。
なぜなら、初めは良好だった人間関係が崩れた時に、今よりも最悪な状況になることが予想されるからです。
また会社は悪くないけど仕事を辞めたい場合には、情熱を注げる程のやりたい仕事が他になければ踏みとどまりましょう。
仕事内容に満足していないと、何となく飽きてきて辞めたくなる時があるかもしれません。
でも会社に行くことが苦痛でもないなら、ひとまず踏みとどまることをオススメします。
②会社を辞めないで転職活動をしてみる
会社を辞めたいと思った時に、いきなりスパっと辞めてしまう人がいます。
実は、ワタシ自身がそのタイプです。
何て浅はかなんでしょうか。恥ずかしいです。
でも一度辞めたいと思ってしまったら、もう全てが嫌になってしまうんです。
まぁ、若かりし頃の話ですけどね。
会社を辞めた瞬間は、解放感がハンパないですね。
これでもう二度と会社に行かなくて良いと思うと、急に自由になった気がします。
でも自由って、本当は恐ろしいものです。
解放感が少し落ち着くと、今度は「これからどうやって生活する?」という危機感が生まれてきます。
そして焦って転職先を見つけると、また辞めたくなる。
まさに負のスパイラルですね。
だから会社を辞めないで、転職活動をすることをおすすめします。
最近はそのような人も増えているみたいですね。
転職エージェントなどに登録すると、在職中でも転職しやすいです。
③会社を辞めないで他の収入源を探してみる
会社を辞めたい時にいきなり辞めないで、他の収入源を探してみるのもおすすめです。
最近はネットビジネスも色々ありますから、何か始めてみるのも良いでしょう。
やりたい仕事のために、資格試験の勉強をするのも良いかもしれません。
今の会社を辞めたいという気持ちが大きいほど、勉強や副業のモチベーションも上がりますよね。
副業を始める場合には、会社の就業規則を一応確認した方が良いでしょう。
厳密に言うと、副業を禁止することはできないらしいですが、ペナルティーがあるかもしれません。
もちろん公務員は話が別です。
会社を辞めたいならまずは人生を見直そう
偉そうに言っていますが、ワタシもこの辛さは知っています。本当に毎日ブルーな気分だし、何をしても楽しいと思えない。こんなんで生きてるって言えるんだろうか。なんて考えたこともありますしね。だから会社を辞めたいと思った時は、まず人生を見直してみると良いでしょう。どうしても会社を辞めたい時は、目の前のことしか見えなくなります。
でも一時的な感情で辞めてしまうと、後悔することも考えられます。それだけは避けたいですよね。だからできるだけ視野を広げて、「このまま続けた場合」と「辞めた場合」の未来を想像してみましょう。どちらの未来を手に入れたいのか真剣に考えて、大きな決断を下してください。生きていくのは、本当に大変なことばかりです。でも、なるべく楽しく生きていきたいですね。