人生に疲れた…から抜け出す方法
毎日を楽しく過ごせれば良いけれど、生きていればつらい時もありますよね。
そんな毎日が続くと人生に疲れ果ててしまい、先の見えない苦しみに悩まされることになります。
どうすればこの苦しみから抜け出せるのかわからなくなり、何もかも投げ出したくなるかもしれません。
でも、その苦しみは長くは続きません。必ず抜け出すことができます。
そこで今回は、人生に疲れたと感じる理由と、つらい毎日から抜け出す方法についてご紹介していきます。
今はどうしようもなくつらくても、必ず明るい未来が待っているので希望を捨てないでくださいね!
目次
人生に疲れた…と感じてしまう理由とは?
人生に疲れたと感じてしまう理由は、何かうまくいかないことがあるからですよね。その悩みの根源がハッキリすれば、どうやって抜け出せるのかも見つけやすくなりますよ。
理想の自分になれないから
なりたい理想の自分がいて、それを目指して頑張ってきたあなたは、理想に届かないと気づいたときに人生に疲れたと感じてしまうでしょう。
夢を叶えるために頑張ってきた人、恋人の理想に近づこうと努力していた人、親の期待に応えようとしてきた人などは、頑張っても無理だと気づいてしまったのかもしれません。
今までは無我夢中で頑張ってきたけど、限界を感じた瞬間にそれが絶望感に変わり、人生に疲れたと感じてしまうのです。
自分を好きになれないから
人と比べて劣等感を抱いてしまうと、どうしても自分を嫌いになってしまいますよね。そんな自分を受け入れられず、自分を好きになれない人もいるかもしれません。
自分を好きになれない人は、どうにもならない現実と向き合うことができず、人生に疲れたと感じてしまうかもしれません。
でも、外見のコンプレックスなら誰だって1つくらいは持っているものだし、内面のコンプレックスなら努力次第で改善することができます。
自分の欠点を好きになれないのは当然ですが、自分そのものを嫌いになってしまうのは悲しすぎます。
欠点は単なる1つの個性であって、あなたの人格すべてではないのですから。
過去を後悔しているから
過去に後悔が1つもない人なんていません。後悔しないように生きてきた人でも、思い出したくない過去の1つや2つはあるでしょう。
でも、過去の後悔を引きずって生きている人は、人生に疲れたと感じてしまうかもしれません。
だって、過去をどんなに悔やんでも、過去を変えることはできないのですから。
だから、未来に目を向けるしか生きていく方法はないのです。
未来が不安だから
現状にこれといった不満がない人でも、未来に漠然とした不安を感じるときってありますよね。
「このまま結婚できないのではないか」「将来はお金に困るのではないか」など、5年後、10年後の未来が不安だから人生に疲れたと感じてしまうのです。
でも、未来がどうなっているかなんて誰にもわらないこと。だから、心配するだけ損なのです。
見えない未来に不安を感じているなら、今現在の生き方を変えることで未来を変えていけますよ。
たとえ未来に何が起こるかわからなくても、それを楽しむくらいのタフな心を持ちましょう。
つらい毎日から抜け出す方法
人生がつらいと感じる理由は、人それぞれ。時には前に進めないほどつらい時もあるけど、いつまでも立ち止まってはいられません。だって人生は、これからもどんどん続いていくのですから。では、つらい毎日から抜け出す方法について見ていきましょう。
過去を悔やまない
「モタさん」の愛称で知られる精神科医で歌人でもある斎藤茂太さんの名言に、以下のような言葉があります。
「人生に失敗がないと、人生に失敗する」
斎藤茂太の名言・格言集。やさしく人生を支える言葉 | 癒しツアー
あなたは今、失敗しないように生きているのではないですか?
もしくは、過去の失敗をいつまでも悔やんでいるのではないですか?
人生には失敗があって当然なのに、それを案じて生きるなんて人生を無駄にしています。
誰しも失敗を恐れて生きているけど、失敗のない人生なんてもっと悲惨なものだと気づくことが大切です。
また、過去にどんな悲しみや苦しみがあったとしても、何もない人生よりはマシ。「無」ほどつらいものはないのです。
だから過去を悔やむのはやめて、未来に目を向けてみましょう。未来は、あなたのこれからの行動次第でいくらでも変えられるのです。
でも、行動を起こさなければ何も変わりません。未来が変わるのは、あなたが行動を起こしたときだけです。
未来を想像して不安にならない
所ジョージさんの名言に、次のような言葉があります。
「人間は頭がいいから、明日のこととか、 来年のことを考えちゃうでしょ。そうじゃなくて、もうちょっとばかになって、今日のことしか考えられないと、幸せになりやすいのにね」
毎日がつらいと感じているあなたは、もしかして先のことを考えすぎて不安になっているのではないですか?
いくら未来を想像しても、未来に何が起こるかなんてわかるはずがないのです。
だから、今この瞬間のことだけ考えてみましょう。今目の前にいる人、目の前にある物のことだけを考えてみましょう。
今日のことだけ考えて生きていれば、今に集中することができ、余計な不安を感じることはなくなります。
他人と自分を比べない
隣の芝生は青く見えるもの。自分の人生に不安や不満があるときは、どうしても他人の人生のほうが幸せそうに見えてしまいますよね。
でも、何を幸せだと感じるかは、人によって違うはず。他人の幸せが、あなたの幸せとは限らないのです。
だから、他人と自分を比べることなんて無意味。
自分よりもいい生活を送っている人を見てうらやましいと感じることはありますが、本当に幸せかどうかなんて本人にしかわからないのです。
他人の幸せを真似したところで、あなたが幸せになれるとは限りません。他人に惑わされず、あなたはあなたの幸せを見つけましょう。
つらいなら逃げる勇気を持つ
目の前に大きな壁が立ちはだかったとき、人は「乗り越えなければいけない」と反射的に思ってしまいます。
でも、本当にそうでしょうか? その壁は、本当に乗り越えないといけないのでしょうか?
たしかに、人生には乗り越えなければいけない壁がありますが、どうしてもつらいときは逃げてもいいんです。すべての試練を受け入れる必要はありません。
人生には、どんなに頑張ってもどうにもならないことが必ずあります。本当にどうにもならないことを、無理にどうにかしようとすると、心も体も消耗しきってしまいます。
もしこれ以上の努力はできないと感じるなら、思い切って逃げましょう。人生には、逃げる勇気も必要です。
時が過ぎるのを待つ
人生には、どうしても避けられない悲しみや苦しみがあります。たとえば失恋や、大切な人の死などは、いつかは起こり得るもの。どう頑張っても避けられないのです。
もし今、そのようなことで人生がつらいと感じているなら、静かに時が過ぎるのを待ちましょう。傷ついた心を癒すには、それなりの時間が必要です。
あせらずに、ゆっくりと心を休ませてあげましょう。時間が過ぎれば、必ず傷は癒えます。信じてください。
思い込みを捨てる
人は、変化するのが苦手な生き物です。だから、自分が「こうだ」と思っているルールを変えるのは、非常にむずかしいこと。
でも、自分が正しいと思い込んでいるルールに縛られていると、そこから一歩も動けなくなってしまいます。
すると、そこで成長はストップ。つらい毎日から抜け出すことができなくなってしまうのです。
だから、思い込みは捨てて、柔軟に考えてみましょう。きっと心が楽になるはずです。
完璧を求めない
真面目でしっかり者の人は、自分に対しても他人に対しても、完璧を求めすぎて人生に疲れてしまいがち。
でも、完璧な人なんてどこにもいません。だから、たどり着けるはずのないゴールを目指しているようなものなんです。
そんなものを追いかけていたら、人生がつらくなるのは当然。今すぐ完璧を求める心を手放しましょう。
人生なんて、失敗の連続。完璧じゃなくていいんです。人生も、パートナーも、あなた自身も。
苦しみには意味があると考える
あなたが今苦しんでいるのは、必ず何かの意味があります。苦しみの渦中にいると「意味なんてどうでもいいから楽になりたい」と思ってしまいますが、その意味を知ることが大切。
この苦しみによって、あなたに何らかの変化をもたらそうとしているのです。そんな見えない力がはたらいて、今のあなたは苦しんでいるのかもしれません。
このような試練は、乗り越えられる人にしか与えられません。そして、その苦しみが大きければ大きいほど、乗り越えた先には素晴らしい未来が待っていることでしょう。
そうです。苦しみには、必ず終わりがあります。そして、苦しみの後には必ず喜びが訪れると信じましょう。
人生に疲れた…から抜け出す具体的な行動
人生に疲れた…というつらい状態から抜け出すには、具体的にどのような行動をすれば良いのでしょうか?
休息&リラックスする
毎日がつらいと思っている人は、きっと心も体も疲れ果てていることでしょう。そんなときは、ゆっくりと休息して、リラックスすることが大切です。
睡眠不足もたまっているなら、一度、思いっきり寝てみるのも良いかもしれません。寝ることは体を休めるだけでなく、心も頭も休めることができます。
心と頭を休ませれば、良くない思いも少しは消えていくはずです。
また、一人になれる時間をつくって、ゆっくりと自分だけの時間を楽しむことも効果的。
夜、寝る前のほんの10分でもいいので、自分だけの時間をつくってみましょう。ただボーっとするだけでも心が休まりますよ。
やりたいことをやりきる
毎日がつらいと感じている人は、やりたいことをやりきれていないのかもしれません。
やりたいことはあるのに時間がなくてできないとか、お金がなくてできないとか、何かしら言い訳をして先延ばしにしていませんか?
もしくは、やりたいことに取り組んでいるけど、いまいち不完全燃焼でやりきれていないのかもしれません。
もっと熱くなって、情熱の炎を燃やしましょう。まだ、あなたにやれることはあるはずです。
人生は一度きり。今しかできないことを思いっきりやりきりましょう。
パワースポットで浄化する
人生に疲れたときは、パワースポットで神秘の力を授けてもらうのも良いでしょう。
神社やお寺などで神頼みをすれば、神聖な気持ちになれます。ほとんどの神社やお寺はパワースポットなので、悪い気を浄化してもらいましょう。
また、自然の中にはパワースポットがたくさんあります。自然の息吹に触れるだけで、大きなパワーを感じることでしょう。
偉大すぎるパワーを感じることで、自分の悩みなんてちっぽけに思えてくるかもしれませんよ。
規則正しい生活を送る
心がつらいときは、連動して体調を崩していることも多いもの。その原因は、不規則な生活かもしれません。
人生に疲れたときは、規則正しい生活を送るように心がけましょう。体調が整うことで、心も落ち着いていくのがわかるはずです。
早寝早起きをして生活リズムを整えたり、栄養のある食事を摂ったり、適度な運動を心がけたりすることで、心も体も健康になりますよ。
すると、今までネガティブだった思考が少しずつポジティブになり、人生を前向きに考えられるようになります。
自分と向き合ってつらい毎日から抜け出す方法
毎日がつらいと感じているなら、自分と向き合うことも大切です。自分と向き合うことから逃げていること自体が、今の悩みの根源かもしれません。では、つらい毎日から抜け出すために自分と向き合ってみましょう。
自分のことを認めてあげる
まずは、自分を認めてあげることから始めましょう。あなたが自分を否定することは、あなたの心を苦しめることになります。あなたが、自分自身を苦しめているのです。
では、そもそもなぜ自分のことを認めることができないのでしょうか?
あなたが自分を認められないのは、もしかしたら、自分以上の自分を求めていることが原因かもしれません。
理想の自分を目指して努力することは大切ですが、「努力すること」と「無理すること」は違いますよ。
もし自分の心が「つらい」と叫んでいるなら、今すぐ自分を認めてあげてくださいね。
自分を追いつめない
あなたは、「~しなければいけない」「~すべき」という考え方をしていませんか?
責任感が強いことは悪いことではありませんが、その考え方が自分を追いつめているのかもしれません。
たとえば、やらなければいけないことに毎日追われている人や、楽することに罪悪感を感じている人は、人生に疲れてしまいます。
つらいなら、時にはサボってもいいし「ま、いっか」で終わらせたっていいんです。
限界まで自分を追い込んでしまう前に、肩の力を抜いて、もう少し楽になってみましょう。
自分の心の声を優先する
毎日がつらい、人生に疲れたと感じている人は、きっとやさしい人なんだと思います。自分のことより他人のことを優先して、自分のことは後回しにしているような人。
家族のため、同僚のため、友達のために尽くしてあげるのは素晴らしいことですが、自分をないがしろにしてまで人のことを優先させてはいけません。
本当はあなたにも、やりたいことがあるはずなのに、自分の心の声にフタをして我慢ばかりしていると、人生がつらくなってしまいます。
だから、自分の心の声を優先させるようにしましょう。あなたは今、何をしたいですか? その気持ちに素直にしたがって行動してみましょう。
人生に疲れたときはゆっくり休もう!
人生に疲れたとき、つらい毎日から抜け出す方法についてご紹介しました。なぜ人生がつらいと感じるのか、その理由がわかれば、解決策も見つかります。過去にとらわれ、未来を案じても、何も変わりません。自分の心と向き合って、今この瞬間を見つめ直してみましょう。
あなたが今をどう生きるかによって、未来はいくらでも変わっていきます。人生に疲れたときは立ち止まって、ゆっくり休んでみるのもオススメ。たっぷり充電できたら、そこからまた歩き出せばいいのです。あなたが今感じている心のモヤモヤは、きっともうすぐ晴れることでしょう!