乳腺マッサージが究極のバストアップ
バストアップについて調べると、必ず出てくるのが「乳腺」。
「乳腺って、そもそも何なの?」
「乳腺とバストアップは、どう関係してるの?」
と思いますよね。乳腺は、胸を大きくする上で、かなり重要な存在。
胸のほとんどは脂肪でできていますが、乳腺が発達することで胸の脂肪が増えます。つまり、乳腺を発達させることでバストアップできるんです。
そこで今回は、乳腺を発達させるための「乳腺マッサージ」のやり方についてご紹介します。乳腺を発達させると、なぜ胸が大きくなるのか。その理由についても見ていきましょう。
目次
乳腺が発達すると、胸が大きくなる
「胸のほとんどは脂肪でできてる」と、一度は聞いたことがあると思います。胸は、10%が乳腺、90%が脂肪でできています。
「じゃぁ、胸の脂肪を増やせばいいじゃない?」と思いますよね。でも、ただ太っただけでは、都合よく胸に脂肪がついてくれないんです。
胸を大きくするために太ってみたけど、思うように胸に脂肪がつかなかった経験が一度はあるのではないでしょうか?
胸の脂肪を増やすには、コツがあります。それは、乳腺を発達させること。そもそも乳腺が発達しないと、胸の脂肪は増えないんです。
そこで効果的なのが、乳腺マッサージ。乳腺マッサージで乳腺を刺激をすれば、乳腺が発達して胸を大きくすることができます。
なぜ乳腺を刺激するとバストアップできるの?
なぜ乳腺を刺激すると、バストアップできるのでしょうか? 次に、胸が大きくなるメカニズムについて見ていきましょう。
乳腺を守るために、脂肪が増えるから
乳腺は、バストに張り巡らされている組織のこと。バストアップにおいて大切なのはもちろん、乳腺は、赤ちゃんの母乳をつくる器官でもあるんです。
この大切な「乳腺」を守るために、乳腺のまわりには脂肪がついているんです。
そのため、乳腺が発達すれば、それを守るために脂肪も増えていくというメカニズムになっています。なんだか生命体の神秘みたいな話になっちゃいましたが、女性の体はスゴイんです。
脂肪だけ増えても、乳腺が発達しないとダメ
胸の大きさに乳腺が関係しているのはわかったけど、「太ったときに、胸も大きくなった」と感じた人もいるのではないでしょうか?
胸のほとんどは脂肪ですから、たしかに太れば、胸の脂肪も多少は増えます。
でも残念なことに、太っただけでは胸は大きくならないんです。
そもそも胸にだけ脂肪をつけるのはむずかしいですし、仮に胸だけ大きくなったとしても、乳腺が発達していなければ、痩せたらすぐに胸が小さくなります。
胸の脂肪は、つきにくく落ちやすいという性質があるんです。
でも、乳腺を発達させることによって胸に脂肪がついたなら、それはバストアップに成功した証し。では、乳腺が発達するというのは、具体的にどういうことなんでしょうか?
乳腺は増えないので、育てて大きくする
結論から言うと、乳腺が発達するというのは、乳腺が増えるという意味ではありません。乳腺は、増えることはないと言われています。
では、どのように乳腺を発達させれば良いのでしょうか?
それは乳腺マッサージをして、乳腺に刺激を与えれば良いんです。乳腺をやさしく刺激することで、乳腺が発達して胸が大きくなります。
つまり乳腺を育てて、大きくするというイメージですね。
乳腺が発達しない原因は、ココで解決!
乳腺について、ある程度の知識があった人は、すでに乳腺マッサージに挑戦した人もいるかもしれませんね。でも思ったようなバストアップ効果が得られず、あきらめてしまった経験はありませんか?
乳腺が発達しない原因は、ココで解決しておきましょう。
猫背やコリによって血行が悪くなっている
乳腺マッサージをしても胸が大きくならない原因は、猫背や肩こり、大胸筋などにコリがあるせいかもしれません。
猫背やコリがあると血行が悪くなり、胸に栄養が届かなくなってしまうんです。
食べ物から摂った栄養は、血流に乗って胸まで届きます。栄養や女性ホルモンがしっかりと胸まで届くことで、バストアップできるんです。
でも、血行が悪いと胸まで栄養が届かなくなり、乳腺がうまく発達してくれません。
そのため、胸をマッサージすることで血行を促し、バストアップ効果を高めていきましょう。
乳腺マッサージを強くやりすぎている
正しい乳腺マッサージのやり方をしても胸が大きくならない人は、刺激が強すぎるのかもしれません。
乳腺はとてもデリケートなので、あまり強くマッサージをすると逆効果になってしまう場合もあるんです。そのため乳腺マッサージをするときは、やさしく刺激するのが鉄則。
強くマッサージをすると、クーパー靭帯という「胸を支えている靭帯」まで損傷してしまう危険があります。すると垂れ胸の原因になるので、やさしくマッサージしましょう。
クーパー靭帯は一度損傷すると修復がむずかしいので、くれぐれも強くマッサージしないでください。自分の胸をいたわるようなイメージで、やさしく話しかけながら揉んでみましょう。
生活習慣が乱れている
正しい乳腺マッサージをしているのに、胸が大きくならない人は、そもそも生活習慣が乱れているのかもしれません。胸を大きくするには、乳腺を発達させることが大事ですが、生活習慣も大きく関係しているんです。
バストアップを妨げる生活習慣は、喫煙・睡眠不足・食生活の乱れなどが考えられます。また、仕事などによるストレスも、バストアップの妨げになります。
ストレスは血行不良を引き起こし、胸への栄養補給を妨げます。さらに、ストレスによって自律神経が乱れると、女性ホルモンの分泌を減らしてしまう恐れもあるんです。
女性ホルモンは乳腺の発達とも深く関係しているので、生活習慣に気をつけて、心身ともに健康的な体をつくりましょう。
バストアップマッサージの中でも、乳腺マッサージが効果的
では、いよいよ乳腺マッサージのやり方をご紹介します。バストアップマッサージは、おもに2種類あります。
- 乳腺マッサージ
- リンパマッサージ
バストアップにはどちらも効果的ですが、今回は、乳腺マッサージについてご紹介します。
乳腺をやさしく刺激するマッサージのやり方
www.youtube.com- 左胸の上部に、右手をやさしく当てます。
- 左胸の下部を、左手でやさしく支えます。
- 右手は左脇へやさしくさすり、左手は胸の谷間に向かってやさしくさすります。
- 往復して、行ったり来たりさすっても良いですが、3の方向を意識しましょう。
胸のまわりの血行とリンパの流れを良くする方法
胸まわりの血行やリンパの流れを良くし、乳腺が発達しやすくなるマッサージ方法です。胸の上部にある「大胸筋」を鍛える効果と、脇の下のコリをほぐす効果があります。
ちょっと長めの動画ですが、手順を簡単に説明すると、以下の通りです。
- 胸のリンパを流す準備をする
- 脇の下のリンパを流す
- 胸まわりの血行やリンパの流れを良くする
❤胸のリンパを流す準備をする
- 首から鎖骨にかけてのリンパを流しておきます。
- 胸の上部の筋肉のコリをほぐします。
- 胸を開くストレッチをして、血行を促します。
❤ 脇の下のリンパを流す
- 左脇に右手を当てて、左脇から左胸の上部にかけてマッサージします。
- 脇の下のコリをほぐすようにストレッチして、リンパを流しやすくします。
- 脇の下を軽く刺激(押し揉み)をして、リンパの流れを良くします。
❤胸まわりの血行や、リンパの流れを良くする
- 胸の真ん中から肩の付け根に向かって、手で半円を描くように滑らせます。
- バストラインに沿って、谷間から胸の下を通って、肩まで手を滑らせましょう。
- 両手を上に上げて、伸びをするようにストレッチします。そのまま左右に倒して、ストレッチしましょう。
❤乳腺マッサージのポイント
乳腺マッサージをするときは、マッサージクリームやジェルをつけてから行いましょう。そうしないと肌に負担がかかり、皮膚を傷めてしまいます。
バストアップ効果のある成分が配合されているバストアップクリームなら、より効果が高まりますよ。
女性ホルモンの分泌には、ほどよい刺激がベスト
女性ホルモンと乳腺は、互いに影響しあっています。乳腺マッサージをすると、女性ホルモンの分泌が活発になり、女性ホルモンの分泌が活発になると、乳腺が発達します。
女性ホルモンの分泌を促すには、乳腺マッサージでほどよい刺激を与えることが大切です。この「ほどよい」というのがポイント。
強すぎず、弱すぎず、適度な力でマッサージしましょう。
女性ホルモンが分泌される「ツボ押し」も効果的
女性ホルモンの分泌をうながすには、ツボ押しも効果的です。女性ホルモンの分泌が活発になるツボがありますので、ここで2つご紹介します。
❤壇中(だんちゅう)
画像:https://pure-la.net/jamu/bustupjamu/bustup-tubo.htm
両胸のちょうど真ん中にあるツボが「壇中(だんちゅう)」です。このツボを押すと、女性ホルモンの分泌が活発になると言われています。
親指を当てて、3秒間くらい押しましょう。これを5回くらい繰り返します。
❤ 天渓(てんけい)
画像:https://pure-la.net/jamu/bustupjamu/bustup-tubo.htm
乳首から横にずれた、バストの外側にあるツボが「天渓(てんけい)」です。このツボを押すと、乳腺が発達すると言われています。
肋骨の間くらいにあるツボを、バストを寄せるようなイメージで、内側に向かって押します。親指で、左右同時に押しましょう。
生活習慣によって乳腺を発達させる方法
では、生活習慣によって乳腺を発達させる方法についてご紹介します。
質の良い睡眠をたっぷりとる
睡眠は、健康にも美容にも欠かせない生活習慣の1つ。22~2時のゴールデンタイムは、美肌効果を高めると言われていますが、バストアップにおいてもゴールデンタイムなんです。
ゴールデンタイムに熟睡していると、女性ホルモンの分泌が活発になり、バストアップ効果が期待できちゃうんですよ。美肌になって、胸も大きくなるなんて、女性にとっては大きなメリットですよね。
ストレスは早めに解消する
仕事や家庭でストレスを抱えている女性も多いと思いますが、ストレスはバストアップの大敵。ストレスがたまると血行が悪くなり、バストに栄養が届かなくなってしまうんです。すると、バストアップ効果が半減してしまいます。
そのため、ストレスは早めに解消するようにして、できるだけためないようにしましょう。
大好きな香りのアロマを見つけたり、仕事帰りにカフェでのんびりしたり。自分なりのストレス解消法を見つけるのも楽しいですよ。
また、イライラしないで楽しく穏やかに過ごすようにすれば、女性ホルモンのバランスが整い、自然と乳腺は育っていきます。
胸が大きい女性って、どこかポヤ~ンとして、天然っぽいイメージがありませんか? イライラ・ギスギスしている女性は、あまり胸の大きい人はいないようなイメージがあります。
食事の栄養で女性ホルモンの分泌を促す
食事、ちゃんと食べてますか? 朝は時間がないからと言って、朝食抜きで出社。昼は休憩時間がズレ込んで、パンをかじって終わり。
夜はコンビニ弁当をチンして、ビールと一緒に食べるだけ。こんな食生活をしていては、残念ながら乳腺を育てるのはむずかしいです。
そこまで食生活が乱れていなくても、スナック菓子やカップラーメンを食べたり、お酒を飲み過ぎたり、コンビニ弁当ばかりだったりすると、栄養が偏ってしまいます。
するとホルモンバランスが乱れてバストアップの妨げになります。
バストアップのためには、栄養バランスの良い食事をすることが大切。それにプラスして、バストアップ効果のある食材も取り入れてみましょう。
- イソフラボン
- ボロン
- タンパク質
- ビタミンE
- ポリフェノール
- ビタミンB群
イソフラボンといえば大豆製品、ボロンはキャベツに含まれています。タンパク質は、動物性なら肉や魚、乳製品やタマゴなどです。
ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類に多く含まれています。
ポリフェノールはゴマやココア、ビタミンB群はタラコやウナギなどに含まれています。乳腺を育てるには、栄養バランスの良い食事を大前提として、上記のような食べ物をプラスしていきましょう。
体を冷やさない。とくに胸が冷えないように
乳腺を育てるには、とにかく体を冷やさないようにすることが大切です。とくに胸が冷えてしまうと、胸の血行が悪くなり、胸が小さくしぼんでしまう原因に。
体を冷やさないためには、日頃からちょっとしたことを意識して体を温めましょう。
お風呂はシャワーで済ませずに湯船に浸かったり、体を冷やさない服装をしたりすることが大切です。「腹巻」や「マフラー」で、体を温めるのもオススメです。
猫背と肩こりを解消する
猫背や肩こりは、胸まわりの血行を悪くして、バストアップを妨げます。また、猫背になると、胸の上側の筋肉である「大胸筋」にコリが生じ、硬くなってしまうんです。
大胸筋はバストの上側にあるので、胸が硬くなってしまうと、ふわふわのマシュマロバストをつくれなくなります。
そのため乳腺マッサージとともに、バスト周辺のストレッチをするのも効果的。さらに、猫背を直して姿勢を良くすることも心がけましょう。
乳腺マッサージをするならリラックスがポイント
バストアップに効果的な乳腺マッサージのやり方についてご紹介しました。乳腺を発達させると、胸の脂肪が増えてバストアップ効果が高まります。そして、乳腺マッサージの効果を高めるには、女性ホルモンのバランスを整えることも大事。そのためには、生活習慣の見直しも大切ですよ。
ストレスをためずに毎日をリラックスして過ごすことがポイントなんです。ゆったりとした気持ちでマッサージをストレスをためない生活を心がけましょう!