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脂肪が柔らかくなるのは痩せ始めのサイン!太ももやお腹の脂肪の落とし方

脂肪が柔らかくなるのは痩せ始めのサイン!太ももやお腹の脂肪の落とし方

脂肪はプニプニして柔らかいイメージがありますが、実は、「硬い脂肪」と「柔らかい脂肪」があります。

脂肪が硬いとダイエットの効果が出にくい状態ですが、脂肪が柔らかくなると痩せやすくなっている証拠。

では、なぜ脂肪が柔らかいと痩せやすいのでしょうか?

そこで今回は、脂肪が柔らかくなると痩せる理由と、柔らかくなった脂肪の落とし方についてご紹介します。

脂肪が柔らかくなったら痩せ始めのサインなので、それを見逃さずにダイエットを継続していきましょう!

ダイエット中に脂肪が柔らかくなるのは痩せ始めのサイン!

ダイエット中に脂肪が柔らかくなるのは痩せ始めのサイン!

ダイエット中に、お腹の脂肪が柔らかくなったと感じたことはありませんか?

お腹の脂肪がビヨーンと伸びるほど、柔らかくなったと感じている人もいるかもしれません。

実は、柔らかい脂肪は落ちやすいという性質があります。

お腹だけでなく、腕や太ももなどの脂肪も柔らかくなってきたら、それは「痩せ始めのサイン」!

このままダイエットを続ければ、脂肪が落ちてスリムな体型になれるでしょう。

硬い脂肪は「むくみ」などの滞りが原因

ダイエットを頑張っているのに効果が出にくいと感じるなら、脂肪が硬くなっている可能性があります。脂肪が硬くなる原因は、おもに「むくみ」によるもの

むくみの原因は、おもに以下の4つです。

むくみの原因
  • 冷えなどによる血行不良
  • 腸内環境が悪く便秘気味
  • お酒の飲みすぎ
  • 糖分・塩分の摂りすぎ

むくみによって血流やリンパの流れが悪くなると、老廃物がたまって脂肪が硬くなり、脂肪が燃焼しにくい状態になってしまいます。

脂肪が硬いままだと、「脂肪が柔らかくなる」という痩せ始めのサインが現れにくくなり、ダイエットの成果も出にくいでしょう。

まずは、むくみを改善して脂肪を柔らかくすることが大切です。

なぜ脂肪が柔らかくなるの?痩せ始めに起きる変化を見逃すな!

なぜ脂肪が柔らかくなるの?痩せ始めに起きる変化を見逃すな!

では、なぜ脂肪が柔らかくなるのでしょうか?

ここでは、脂肪が柔らかくなる理由や脂肪が柔らかくなるまでの期間、痩せ始めの変化について解説していきます。

脂肪が柔らかくなる理由は?

硬い脂肪が柔らかくなる理由は、筋肉が硬くなる原因の「むくみ」が改善され、血行やリンパの流れが良くなったからです。

むくみにはさまざまな原因がありますが、運動や食事法などのダイエットによって、むくみが改善された可能性があります。

つまり、血行やリンパの流れが良くなると、脂肪が柔らかくなるということですね。

どれくらいの期間で脂肪が柔らかくなる?

硬かった脂肪が柔らかくなるまでには、どれくらいの期間が必要なのでしょうか?

個人差はありますが、ダイエットを始めてからおよそ数ヶ月くらいで柔らかくなることが多いです。早い人は、数週間で柔らかくなることもあるでしょう。

もし、ダイエットを始めて数ヶ月しても脂肪が柔らかくならないなら、ダイエット方法が間違っている可能性があります。ダイエット方法を見直して、仕切り直していきましょう。

そして、「脂肪が柔らかくなってきたな」と感じたら、これから痩せ始めるサイン!

諦めかけていた人も、このままダイエットを継続していきましょう。

他にも「痩せる前兆」ってある?

脂肪が柔らかくなる以外にも、痩せる前兆はあるのでしょうか?

正しいダイエットを行っている人は、以下のような「痩せ始めに起きる変化」が現れる可能性があります。

  • 便秘が改善される
  • 肌がきれいになる
  • 足や顔がスッキリする

今まで食生活が乱れていた人は、食事法によるダイエットによって便秘が改善される可能性があります。

便秘が改善されると肌がきれいになり、体のだるさなども改善されていることに気づくでしょう。

また、足や顔がスッキリしてきたなら、むくみが改善されている証拠。

まだ脂肪が柔らかくなっていない人は、あともう少しですよ。

お腹・太ももの脂肪を柔らかくする方法

お腹は脂肪がつきやすい場所なので、脂肪が柔らかくならないとどんどん脂肪がたまってしまいます。ウエストを細くするためにも、お腹の脂肪を柔らかくほぐしていきましょう。

「フォームローラー」などでマッサージをする

「フォームローラー」などでマッサージをする

脂肪が硬くてなかなか痩せない人は、マッサージで脂肪を柔らかくすると効果的です。

脂肪が硬いと「むくみ」だけでなく、セルライトの原因にもなってしまうのでさらに痩せにくくなります。

マッサージをすると血行が良くなるため、むくみが改善されやすくなり、脂肪が柔らかくなりやすいでしょう。

おすすめなのは、「フォームローラー」を使ったマッサージ。

フォームローラーとは、むくみ改善や筋膜リリースなどに効果的な器具のことです。

手よりも簡単にマッサージ効果を得やすいので、ダイエット効果もアップするでしょう。

フォームローラーや筋膜リリースについて知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

マッサージ効果を高めるには、お風呂で温まった後にマッサージするのがおすすめ

脂肪が柔らかくなりやすいタイミングなので、よく揉みほぐしておきましょう。

「スクワット」などの筋トレをする

「スクワット」などの筋トレをする

お腹や太ももの脂肪を柔らかくするには、スクワットなどの筋トレが効果的です。

筋トレをすると筋肉を鍛えられるのはもちろんですが、筋肉周辺の血行が良くなり、全身の血流も改善されます。

全身の血行が良くなればむくみが改善され、筋肉が柔らかくなる可能性が高いでしょう。

効率よく筋トレ効果を出すには、大きな筋肉に働きかける筋トレがおすすめ。

スクワットならお腹と太ももの両方を鍛えられるので、とっても効率的です。

道具も不要で場所も選ばないので、手軽に続けられるでしょう。

筋トレは毎日ではなく、週3日くらいがおすすめです。

「糖質」を控え「タンパク質」を多めに摂る

「糖質」を控え「タンパク質」を多めに摂る

ご飯やパンなどの糖質は、むくみを引き起こしやすい食べ物の1つ。糖質をたくさん摂ると水分を体にため込みやすくなり、体がむくみやすくなります。

そのため、糖質を控えた食事に変えてむくみを改善することが、硬い脂肪を柔らかくするコツです。

しかし、完全に糖質を抜くことはおすすめできません。糖質を少なめにしつつ、タンパク質を多めに摂りましょう。

また、塩分の摂りすぎもむくみの原因になるため、「塩分」と「糖分」を控えることが大切です。

お風呂に浸かって温まる

お風呂に浸かって温まる

脂肪を柔らかくするには、お風呂に浸かって温まることが効果的。脂肪が硬い人は体が冷えやすく、「むくみ」と「冷え性」を併発している可能性があります。

体が冷えていると血流が悪くなり、老廃物を排出しにくくなるため「むくみ」や「冷え性」を引き起こします。

この両方を改善するには、お風呂に浸かって温まることがおすすめ。シャワーを浴びるだけでは体が温まらないので、しっかりと湯船に浸かって体を温めましょう。

そうすれば「むくみ」と「冷え性」の両方を同時に改善でき、徐々に脂肪が柔らかくなってくるでしょう。

ストレッチで筋肉を柔らかくする

ストレッチで筋肉を柔らかくする

脂肪が硬くなると太りやすくなりますが、筋肉も硬くなると血流が悪くなり、太りやすさにつながります。

筋肉が硬くなるとリンパの流れが悪くなり、むくみの原因になることも。その結果、脂肪も硬くなる恐れがあるため、ストレッチで筋肉をほぐしてあげましょう。

ストレッチは、お風呂で体が温まった後にやると効果的です。

上体を前に曲げて体の後ろ側を伸ばす「体前屈」や、足を開いて前屈をする「開脚前屈」などのストレッチがおすすめ。

ストレッチをすることで血流やリンパの流れが良くなり、老廃物が流れやすくなります。脂肪も筋肉も柔らかくなって、痩せやすくなりますよ。

柔らかくなった脂肪の落とし方

脂肪が柔らかくなったら痩せるチャンス!

柔らかくなった太ももやお腹の脂肪の落とし方をご紹介します。

「ランニング」や「ウォーキング」などの有酸素運動をする

「ランニング」や「ウォーキング」などの有酸素運動をする

脂肪を燃焼する効果の高い「有酸素運動」。

脂肪が柔らかくなったら脂肪が燃焼しやすい状態のため、有酸素運動の効果を最大限に発揮できるチャンスです。

有酸素運動をすると脂肪が燃焼しやすくなり、ダイエット効果が出やすくなるでしょう。

ランニングやウォーキングなどの有酸素運動は、全身の血流をアップする効果があるため、脂肪を柔らかくするためにも役立ちます。

有酸素運動を毎日の生活に取り入れることで、さらに痩せやすくなるでしょう。

忙しくて運動をする時間が取れない人は、日々の生活の中に運動を取り入れることも可能です。

たとえば、通勤途中にひと駅前で降りて歩いたり、帰りにバスに乗らずに歩いたりするだけでもOK。

エレベーターを使わずに階段を使うだけでも適度な運動になるため、日々の生活に上手に運動を取り入れていきましょう。

脂肪が柔らかくなっても痩せないのは「ダイエットの停滞期」のせいかも!

残念なことに、脂肪が柔らかくなっても痩せない場合もあります。それは、ダイエットの停滞期が原因かもしれません。

ダイエットの停滞期とは、食事や運動などのダイエットを頑張っても、体重が減らなくなる時期のことです。

すべての人に停滞期が起こるわけではありませんが、スムーズに体重が落ちていた人こそ停滞期に陥りやすいという特徴があります。

停滞期はダイエットに挫折しやすい時期ですが、体重が減らなくなったからといって焦る必要はありません。停滞期は必ず過ぎ去りますので、今まで通りダイエットを継続させましょう。

もし脂肪が柔らかくなってきたら、ここからが勝負ですよ。痩せないからといってハードな運動に切り替えると挫折しやすくなるので、平常心で今まで通りのダイエットを続けてみてください。

脂肪を柔らかくして痩せやすい体をつくろう!

脂肪が柔らかくなると、脂肪が燃焼しやすい状態になっている証拠。逆に、脂肪が硬いと痩せにくいので、まずは脂肪を柔らかくするダイエット方法を実践して脂肪を燃焼しやすくしていきましょう。

そうすれば痩せやすい体をつくることができ、理想の体型に近づけます。途中でダイエットをあきらめそうになったときは、脂肪の柔らかさをチェックしてみてください。もし脂肪が柔らかくなっているなら、そこでやめたらもったいないですよ!